ChatGPT4とは?種類や料金、できることもわかりやすく解説
この記事では、料金や使い方も交え、ChatGPT4の特徴を解説します。
ChatGPT4って何?
4oやo4とかいろいろあるみたいだけど、違うの?
無料で使えるのかな..,
OpenAI社より2024年5月13日(米国時間)に「GPT-4o」、2024年7月18日(米国時間)に「GPT-4o mini」と呼ばれる新たなChatGPTの言語モデルが発表されました。
ただ複数の言語モデルが増えてきたため、どれを使えばいいのか、何が違うのか気になる人は多いですよね。また無料で使えるのか、お金がかかるのであれば、詳細を知ったうえで使うかを決めたい人もいるはず。
そこで本記事では種類や料金も交え、ChatGPT4の特徴をわかりやすく解説します。GPT4の始め方も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
本記事を読む前に、ChatGPTとは何かをおさらいしておきたい人は次の記事や動画をご参考ください。

- ChatGPT4はOpenAI社が開発している高度な言語モデル
- GPT-4oは旧モデルよりも幅広い情報を高精度かつ高速に処理
- 有料版のPlusやProなら利用制限が緩和され音声や画像の処理も可能
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ChatGPT4とは

ChatGPT4とは、OpenAI社が開発した言語モデルの一つである「GPT-4」を搭載した最新の対話型AIのことです。言語モデルとは、人間の言語を解釈したり、言葉や文章を生成したりする仕組みを指します。
ChatGPTは、言語モデルを利用してユーザーからの指示内容(プロンプト)を解釈し、それに合った回答の文章を生成します。ChatGPTの言語モデルには複数のバージョンがあり、利用するものによって回答の精度や速度などが変わります。
なお、ChatGPTの言語モデルは常に改良されており、2025年5月時点では「GPT-4o」などがリリースされています。そのため、2025年4月30日に言語モデルとしての「GPT-4」は廃止済みです。
以後「GPT-4o」などを利用したChatGPTは『ChatGPT4』と呼び、解説します。
月額20米ドル(約2,879円)で利用可能
ChatGPT4は、GPT-4o・GPT-4o miniなどの複数の言語モデルを無料で利用可能です。
しかし、無料利用の場合、GPT-4oは一定時間あたりの利用回数に制限があります。画像作成やデータ分析などのオプション機能にも時間あたりの上限回数が設けられており、無制限では利用できません。
気兼ねなくChatGPT4を利用するには「ChatGPT Plus」「ChatGPT Pro」などといった有料プランへの登録が必要です。ChatGPT Plusはサブスクリプション形式で、1ヶ月あたり20ドル(2025年5月6日時点で約2,879円)を支払うことで利用できます。
ただし、料金はアメリカ製のサービスのため米ドルの為替レートによって日本円の料金が変動する点に注意してください。
なお、主な支払い方法は次の3種類です。
- クレジットカード(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、Diners Club)
- Apple Pay(iOS、iPadOS、MacOS)
- Google Pay(Android)
ChatGPT4における無料・有料版の違いについては「ChatGPT4における無料・有料版の違い」で詳しく解説します。
ビジネス活用におすすめ
下記の用途で活用できる点から、ChatGPT4はビジネスでの活用におすすめです。
- メールや議事録など文章作成を効率化できる
- 迅速に情報を検索・分析できる
- 企画やアイデアを壁打ちできる
人件費や外注費などコスト削減はもちろん、新事業など新たな利益創出も期待できます。
次の記事ではChatGPTがどのようにビジネスで使われているのか、その活用例を詳しく解説しているので参考にご覧ください。

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ChatGPT4の種類
2025年5月時点、ChatGPT4は複数の言語モデルに分かれています。
処理速度 | 応答品質 | 消費リソース | おすすめな人 | |
---|---|---|---|---|
GPT-4o | 高 | ・高精度なAIが必要な上級者 ・プロの開発者 など | ||
o4-mini | 低 | 軽量かつ低コストでAIを試したい初心者あるいは個人開発者向け | ||
o4-mini-high | 中 | 実用性と性能のバランスに優れたモデルを利用したい人 | ||
GPT-4o mini | 低~中 | コストを抑えながらGPT-4oを利用したい人 |
本章では、各言語モデルの特徴を解説します。なお、ChatGPTの最新情報が知りたい人は次の動画も参考にしてください。
GPT-4o

GPT-4oは、2024年5月にOpenAIが発表した最新の言語モデルです。
2025年4月30日に廃止された従来のGPT-と同等以上の知能を有しているだけでなく、大幅に高速化されているのが特徴です。音声や画像をはじめ、コードの処理も得意とするなど、従来から機能も向上しています。
現在、GPT-4oは無料ユーザーにも利用制限付きで提供されています。制限なしで活用したい人は無料ユーザーの最大5倍利用できるPlusや、無制限で利用できるProの契約を検討しましょう。
o4-mini

o4-miniは、GPT-4oの技術をベースにした軽量版モデルです。
2025年4月に公開されたo4-miniは、GPT-4o同様に高速に処理できます。低コストかつ省リソースに特化している点が特徴です。
o4-miniの応答品質はそれなりのレベルですが、日常会話や簡単な処理には十分な回答を出力してくれます。
なお、o4-miniはGPT-4oより小型の言語モデルです。そのため、知識量が少なくハルシネーション(生成AIが事実ではない嘘の情報を出力する現象)が発生しやすい点には注意しましょう。
o4-mini-high

o4-mini-highは、o4-miniの性能を強化した中間的な位置付けの言語モデルです。コストを抑えつつ、実用的な応答品質が欲しい場合におすすめといえます。
o4-miniと同様に軽量でありながら、複雑なタスクにもある程度対応できます。業務アプリなどの運用にも耐えられる応答品質を維持しており、GPT-4oレベルではないものの一定の速度を期待可能です。
GPT-4o mini

GPT-4o miniは2024年7月に発表された言語モデルです。
GPT-4o miniは、GPT-4oの軽量版として位置付けられており、一定の応答品質と高速処理のバランスに優れています。GPT-4oに比べ低コストで利用できる点も特徴です。
画像生成やプログラミングなど複雑な処理は不得意であるため、簡単なテキスト処理などを中心に利用するのがおすすめといえます。
ChatGPT4における無料・有料版の違い【料金一覧あり】
前述したChatGPT4の各種類における、無料版と有料版の主な違いは次のとおりです。
無料版 での利用 | 有料版(Plus) での利用 | 有料版(Pro) での利用 | |
---|---|---|---|
GPT-4o | 制限あり | 無料版の5倍まで利用可能 | 無制限 |
GPT-4o mini | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
OpenAI o4-mini | 制限あり | 無制限 | 無制限 |
OpenAI o4-mini-high | 不可 | 無制限 | 無制限 |
GPTストア | 可能 | 可能 | 可能 |
GPTsの作成 | 不可 | 可能 | 可能 |
2025年5月時点の情報をもとに記載しています。
無料版でも、GPT-4oやGPT-4o miniをはじめOpenAI o4-miniなどの言語モデルは利用可能です。公式サイトで明記されていないものの使用している限り、無料版ではGPT-4oの利用回数に制限があるため、頻繁に活用したい人には物足りない恐れがあります。
また、「GPTs」の利用にも差があります。GPTsとは、ChatGPTをカスタマイズする機能でオリジナルのChatGPTを作成できます。GPTsの作成は有料版のみのサービスのため、オリジナルの機能を作成したい人は契約が必要です。なお、特定の目的に特化した多種多様なGPTが公開されている「GPTストア」は無料版でも利用できます。
有料版を利用するか悩んだ場合は、まずは無料プランで試してみるといいでしょう。継続的に利用するなかで、制限に不便を覚えたり、機能に不足を感じた際には、有料プランを検討しましょう。
ChatGPTの無料プランと有料プランの違いをより詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。
ChatGPT4は種類ごとで何が違うのか
ChatGPTと一言でいっても、モデルであるChatGPT4やGPT-4o、GPT-4o miniによって違いがあります。ここでは、下記の7つについて、それぞれの違いを紹介します。
トレーニングデータ
トレーニングデータとは、モデルの学習に使用されるデータのことです。大規模で多様なデータほど、モデルの学習効果が高くなり、回答の精度が向上します。
ChatGPT4のトレーニングデータは、最新モデルのGPT-4oやGPT-4 miniと比べて2ヶ月多くなっています。(2024年8月時点)
モデル | トレーニングデータ |
---|---|
ChatGPT4 | 2023年12月まで |
GPT-4o | 2023年10月まで |
GPT-4 mini | 2023年10月まで |
なお、ChatGPT4は基本的にトレーニングデータが保有する期間以降からの最新情報が取得できません(検索機能を利用した場合を除く)。ニュースなど時事的なテーマを扱う際は、必ず出力された情報がいつ時点のものなのかを確認しましょう。
専門分野に関する回答
ChatGPT4は、専門分野に関する質問にも高精度な回答が可能です。特に、法律、医学、技術、科学などの分野で優れた性能を発揮します。そのため、専門的なビジネスにも利用ができるといえます。
GPT-4oは、ChatGPT4と同等以上の精度で正確な回答が可能です。GPT-4o miniは、低コストで専門分野に関する質問に対応しています。しかし、精度は他のモデルに劣る場合があります。
モデル | 専門分野への回答 |
---|---|
ChatGPT4 | ◯(高水準な回答が期待できる) |
GPT-4o | ◯(高水準で迅速な回答が期待できる) |
GPT-4 mini | ◯(GPT-4oより精度で劣る) |
各言語モデルともに進化しているとはいえど、完全にミスがなくなったわけではありません。ChatGPTに限らず、生成AIには誤情報のリスクがあるため、生成された内容のファクトチェックは必ず行う必要があります。
さまざまな言語の翻訳

ChatGPT4は、日本語や英語、中国語、スペイン語など85以上の言語の翻訳が可能です(※1)。特に英語のような主要言語に対しては高い精度を有しており、文化的ニュアンスまで考慮しているとされています。そのため、単なる直訳とならずに、より自然な言語で翻訳することが可能です。
GPT-4oは、ChatGPT4と同等以上の精度で翻訳ができるうえ、非英語のテキストに対する精度が向上しました。さらに高い推論力により文脈を正確に把握できるため、リアルタイム翻訳や技術的翻訳も可能です。文章の自然さもChatGPT4よりアップしており、翻訳した文章の手直しも少なく済みます。
GPT-4o miniは、GPT-4oと同様に多くの言語に対応しています。しかし、翻訳の精度ではGPT-4やGPT-4oに劣る場合があります。
モデル | さまざまな言語の翻訳 |
---|---|
ChatGPT4 | ◯(英語を中心に高い精度を発揮) |
GPT-4o | ◯(英語含む多言語に高い精度を発揮) |
GPT-4 mini | ◯(GPT-4oより劣る) |
※1 参考:OpenAI Developer Forum
画像の認識・処理・生成
モデル | 画像認識 処理 | 画像生成 |
---|---|---|
ChatGPT4 | ||
GPT-4o | ||
GPT-4 mini |
画像の認識および処理には、「Advanced data analysis」の機能を利用しています。これはプログラミング言語「Python」のコードを実行できる機能で、画像を読み込んで認識・処理することも可能です。
ChatGPT4とGPT-4o miniでは、画像認識や処理機能を備えており、GPT4-oほどではないまでも高精度な処理が可能です。しかし、画像生成はできません。
GPT-4oでは、画像からの認識・処理・生成だけでなく、情報の抽出ができるなど進化しています。特に、OCRの精度が向上しました。
OCRとは「Optical Character Reader/Recognition(オプティカル・キャラクター・リーダー/レコグニション)」の略で、紙に書かれている文字を認識し、デジタル化する技術です。多言語対応や複雑な文書構造の認識にも優れており、正確に文字を読み取れるようになりました。また、画像分析の精度も向上し、写真の撮影場所の特定なども可能です。
APIを用いた高度なサービス開発
APIとは「Application Programming Interface(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)」の略で、ソフトウェアやWebサービスの間をつなぐインターフェースです。
ChatGPT4では、高度なAPIを活用することで、複雑なサービスやアプリケーションの開発ができます。
GPT-4oは、ChatGPT4のすべての機能を持ち、より高い処理速度と拡張されたコンテキストウィンドウにより、さらに高度なサービス開発が可能です。GPT-4oのAPIはより高い知能を有していて、反応速度も速くなっています。また、最大の特徴としてChatGPT4よりも入力トークン・出力トークン共に50%安くなりました。
GPT-4o miniは、基本的なAPIを提供し、シンプルなサービスやアプリケーションの開発に適しています。しかし、複雑な処理や大規模なデータ解析には不向きです。
モデル | APIによる開発 |
---|---|
ChatGPT4 | ◯(より高速かつ廉価に開発が可能) |
GPT-4o | ◯(複雑なサービスやアプリ開発が可能) |
GPT-4 mini | ◯(複雑な処理や大規模なデータ解析には不向き) |
詳細なデータ分析

ChatGPT4やGPT-4o miniでは、ExcelやCSVファイルを用いたデータ分析ができます。高度なデータ解析や視覚化に対応し、ChatGPT上に棒グラフや折れ線グラフ、円グラフなどのチャート作成が可能です。
GPT-4oではExcelやCSVファイルを直接操作できるようになりました。直接操作できるようになったことで、行や列、セル単位での編集ができます。そのため、データの視覚的な見やすさと操作性が向上しました。データの効率的な整形と不要なデータの削除が可能であり、業務の効率化に貢献します。
モデル | 詳細なデータ分析 |
---|---|
ChatGPT4 | ◯(汎用的な分析が可能) |
GPT-4o | ◯(ファイルの直接操作も可能に) |
GPT-4 mini | ◯(GPT-4oより劣る) |
GPT-4o miniについては、軽量で効率的な処理が求められる場面に適しているが、詳細な分析は他のモデルに劣ります。
感情や文脈を考慮した音声対話
GPT-4oでは、声のトーンや文脈を理解してユーザーの感情を察知する能力があります。察知したうえで、適切な応答をする能力も向上しています。
より人間らしい対話が可能になるため、コールセンターなどでの活用が可能です。実際にOpenAI社が公開しているYouTubeでは感情を含んだ話し方を実践している様子が公開されています。
モデル | 感情や文脈を考慮した音声対話 |
---|---|
ChatGPT4 | ◯(原稿のモデルでは唯一可能) |
GPT-4o | × |
GPT-4 mini | × |
なお、2024年12月には新たに「Projects」機能が実装されています。詳細を知りたい人は次の動画を参考にしてください。
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ChatGPT4の始め方・使い方

ここからは、パソコン版ChatGPT4の始め方・使い方を簡単に紹介します。具体的には次の4ステップです。
- 1.アカウント登録・ログイン
- 2.ChatGPT Plusの申し込み
- 3.モデルの切り替え
- 4.チャットの利用
各ステップについて、順番にお伝えします。
ステップ1:アカウント登録・ログイン
まずはChatGPTのアカウントを登録しましょう。プランや言語モデルを問わず、ChatGPTの利用にはアカウントが必要です。無料プラン(ChatGPT3.5)ですでにアカウントを使っている人は、ログインするだけで構いません。
アカウント登録の手順は、大まかに次の6ステップです。メールやSMSでの認証が必要となります。
- 1.ChatGPTの公式サイトにアクセスし「Try ChatGPT」をクリックする。
- 2.アカウントを登録するために「Sign up」をクリックする(登録済みの場合は「Log in」)。
- 3.任意のメールアドレス・パスワードを入力し「Continue」をクリックする。
- 4.指定のメールアドレスで受信した認証用メールを開き「Verify email address」をクリックする。
- 5.自分の氏名や誕生日、電話番号を入力し「Send code」をクリックする。
- 6.スマートフォンで受信したSMSの認証コードを入力し、登録を完了させる。
なお、アカウントを登録済みでログイン状態になっている場合は、そのまま次のステップに進みましょう。
ステップ2:ChatGPT Plusの申し込み
初期のログイン時点では、無料プランのChatGPT3.5が適用されています。ChatGPT4にアップグレードするためには、前述した有料プラン(ChatGPT Plus)の申し込みが必要です。
ChatGPTの画面左下にある「Upgrade to Plus」をクリックしましょう。

プラン選択画面が表示されるため、「Upgrade to Plus」をクリックしてください。

前述のとおり、ChatGPT Plusの登録にはクレジットカードが必要です。クレジットカード情報や住所を入力し、「申し込む」をクリックしましょう。入力内容に問題がなければ、決済が完了します。

決済が完了した後は「Continue」をクリックします。これで、ChatGPT Plusの登録は完了です。
ステップ3:モデルの切り替え
ChatGPT Plusの登録が完了した段階では、まだChatGPT3.5が有効なままです。ChatGPT4を使うために、モデルを切り替えましょう。方法はとても簡単で、ChatGPT画面上部にある「GPT-4」をクリックするだけです。

無料プランだと「GPT-4」の部分はロックされていますが、ChatGPT Plusに登録すれば選択できるようになります。GPT-4が明るい表示になっていれば、ChatGPT4が適用されている状態です。
ステップ4:チャットの利用
モデルをChatGPT4に切り替えたら、あとは通常のようにチャットを利用すればOKです。ChatGPT3.5を使ったことがある人は特に困らないでしょう。
初めてChatGPTを使う人のために、簡単にチャットの利用方法を紹介します。とはいえ非常にシンプルで、画面下部の入力欄に質問や指示を入力したら、右側の送信ボタンを押すだけです。

すると次のように、プロンプトに合った回答をChatGPTが生成してくれます。

ChatGPT4の性能を確かめるために、さまざまな質問や指示を入力してみると良いでしょう。ただし前述のように、メッセージの回数制限(3時間に50メッセージ)には注意が必要です。
なお、下の記事では日本語でのChatGPTの始め方・使い方をわかりやすく解説しているので、あわせて参考にしてください。

より効果的にChatGPT4を使うなら
より効果的にChatGPT4を使うなら、プログラミングとの掛け合わせがおすすめです。プログラミングにChatGPT4を活用すれば、業務効率化につながるプログラムや、チャット機能を搭載したサービスの開発が可能となります。
その実現にはプログラミングスキルが欠かせません。ただし、プログラミングの独学には注意が必要です。弊社の調査では、プログラミング学習者の87.5%が「挫折や行き詰まりを感じたことがある」と回答しています。

調査概要:プログラミング学習の挫折に関するアンケート
調査対象:10代〜80代の男女298名
調査期間:2019年8月13日~8月20日
調査方法:インターネット調査
掲載元:PR TIMES
その理由として多かったのは、「不明点を聞ける環境になかった」「エラーが解決できなかった」といったもの。独学では、不明点やエラーの自己解決が難しいために挫折しやすいのです。

調査概要:プログラミング学習の挫折に関するアンケート
調査対象:10代〜80代の男女298名
調査期間:2019年8月13日~8月20日
調査方法:インターネット調査
掲載元:PR TIMES
ChatGPTやプログラミングを挫折せずに学びたいなら、独学よりもプログラミングスクールでの学習がおすすめです。わからないことがあっても経験豊富な講師にすぐ質問でき、無駄のないカリキュラムでしっかり学べます。
なかでも弊社「SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)」では、完全オンラインで現役エンジニアのマンツーマンレッスンを受けることが可能です。オーダーメイドのカリキュラムに沿って、自分の都合で学べます。
特に「業務改善AI活用コース」では、人気のプログラミング言語「Python」とChatGPTをまとめて習得可能です。学習コーチによる管理面でのサポートや、コンサルタントへのキャリア相談も受けられます。
ChatGPTとプログラミングのスキルを兼ね備えた市場価値の高い人材を目指す人は、ぜひ無料カウンセリングをお試しください。

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ChatGPT4によくある疑問
最後に、ChatGPT4へよくある疑問にまとめて回答します。
スマホアプリでもChatGPT4は使える?
スマホアプリでもChatGPT4を使うことは可能です。iOS・Androidのそれぞれに対応したChatGPTアプリがあるため、お使いのスマートフォンに合わせてインストールしましょう。ただし、偽アプリには気をつけてください。
画面の表示はパソコン版と異なりますが、ChatGPT4を使うまでの大まかな手順は変わりません。なおスマートフォンのブラウザから、パソコン版と同様にChatGPTを使うことも可能です。
なお、次の記事ではスマホアプリ版のChatGPTとは何なのか、その特徴や使い方をiPhone・Android別に詳しく解説しているので、あわせて参考にしてください。

有料版を解約する方法は?
ChatGPT4(ChatGPT Plus)を解約して無料版に戻したい場合は、下記の手続きを実施しましょう。
- 1.ChatGPT画面左部の「My account」をクリックする。
- 2.「Manage my subscription」をクリックする。
- 3.「Cancel Plan(プランをキャンセル)」をクリックする。
解約(プランのキャンセル)が適用されるのは、次回請求日の翌日です。解約の手続きを実施しても、それまでは引き続きChatGPT4を利用できます。
ただし、次回請求日の24時間前までに解約手続きをしないと、次の課金が行われるため注意が必要です。詳しい解約方法は公式サイトを参照してください(画面の表示内容は若干異なる場合があります)。
今後ChatGPT5が登場することはある?
OpenAI社のCEOであるサム・アルトマンは、X(旧Twitter)で数ヶ月以内にGPT-5をリリースする予定であることを明らかにしました。
研究者の中にはGPT-5が「推論能力の飛躍的向上」と「エージェント化(自律的な行動AI)」を実現すると予想している人もいます。GPT-4oよりもさらに高精度な応答品質はもちろん、状況に応じた動的な判断力を備えた言語モデルとなる可能性があります。
まとめ
今回は、ChatGPT4の概要や言語モデルの特徴についてお伝えしました。
ChatGPT4は一部有料であるものの、高精度な回答が生成できる言語モデルです。無料プランのほかに、Bing AIといった無料サービスで使う方法もあるため、ChatGPT4を一度は利用してみると良いでしょう。
ChatGPT4の価値を高めるなら、プログラミングとの掛け合わせがおすすめです。独学でプログラミングスキルを習得できるか不安な人は、プログラミングスクールの利用も考えましょう。