Microsoft Edgeとは?他ブラウザとの違い&特徴・できることまとめ

Microsoft Edgeってどんなブラウザなんだろう?
Google ChromeやInternet Explorerと何が違うのかな…

Windowsパソコンに標準搭載されている「Microsoft Edge」。Windowsユーザーのなかには、詳しく知らずに使っている人も多いのではないでしょうか。

「Microsoft Edge」という名前を見聞きする機会はあるものの、実際にどんなブラウザなのか、あいまいな人もいるはず。

そこでこの記事では機能も交え、Microsoft Edgeの特徴を解説します。「Microsoft Edgeを使うべきか?」といった疑問にもお答えするので、ぜひ参考にしてください。

この記事の要約
  • Windows標準の無料で使えるWebブラウザ
  • 幅広い端末やOSでインストール可能
  • 翻訳やAI要約などの便利機能が満載

『生成AIに興味はあるけど、どうやって使えばいいんだろう…』

そんな方へ、

  • 生成AIに作業や仕事を任せる方法
  • ChatGPTなどの生成AIを使いこなすたった1つのコツ
  • 業務効率化や収入獲得に生成AIを活かす体験ワーク

を、無料のオンラインセミナーで2時間に凝縮してお伝えします!

パソコンはもちろん、スマホから気軽に参加OK

参加者には限定で「生成AI活用に役立つ7大特典」をプレゼント中🎁
生成AIセミナーの参加者限定プレゼント

この2時間が、あなたを変える大きなきっかけになりますよ。

\ 視聴のみOK!顔出し不要 /

目次

Microsoft Edgeとは

Microsoft Edge
出典:Microsoft Edge

Microsoft Edge(マイクロソフト エッジ)とは、Windowsの開発元であるMicrosoft社が提供しているWebブラウザです。Windowsパソコンを買うと最初から入っており、インストール不要ですぐに使い始められます。

かつてのWindowsには「Internet Explorer(IE)」が標準搭載されていました。しかしWindows10からは、Microsoft Edgeがその後継として標準採用されています。

現在では、インターネット上のWebサイト閲覧だけでなく、AI技術などを活用した高度な機能も利用できます。動作が軽く、セキュリティ対策も強化されているため、初心者でも安心して利用できる点が魅力です。

なお、Microsoft EdgeのようなAIブラウザの特徴をより詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。

無料で利用可能

Microsoft EdgeはWindowsパソコンに限らず、誰でも完全に無料で利用可能です。パソコンOSのMac(macOS)やLinux、スマートフォンOSのAndroidやiOSなど、幅広い端末・OSに対応しています。

高機能なWebブラウザですが、追加料金は一切かかりません。必要な端末・OSにインストールすれば、自宅のパソコンとスマートフォンで情報を共有する、といった使い方も無料で行えます。

ベースはChromeと同じ仕組み

現在のMicrosoft Edgeは「Chromium(クロミウム)」という仕組みをベースにしています。Chromiumとは、Google社が公開しているWebブラウザの基盤となるプログラムです。

Chromiumは「Google Chrome」にも採用されており、表示の安定性や操作性に優れます。Microsoft Edgeは、この強みを活かしつつ独自の機能をプラスすることで、より使いやすいWebブラウザへと進化しています。

また、Google Chrome向け拡張機能の多くをMicrosoft Edgeでもインストールできるのも嬉しいポイントです。

Internet Explorer(IE)との違い

かつてWindowsの標準ブラウザだったInternet Explorer(IE)は、2022年にサポートを終了しました。Microsoft Edgeは、IEの後継として開発された新しいWebブラウザです。

Microsoft Edgeとは異なり、IEは前述のChromiumベースではありません。Microsoftが独自に開発した「Trident(トライデント)」という仕組みをベースとしています。

Tridentは、Chromiumと比べると表示速度や互換性の面で制約があり、最新のWeb技術への対応も難しいという課題がありました。そのため、現在ではChromiumベースのMicrosoft Edgeに移行しています。

IEは安全に利用できない状態のため、今後はMicrosoft Edgeを利用しましょう。

Microsoft Edgeの便利な機能6つ

Microsoft Edgeには、インターネット閲覧を快適にする独自の機能が数多く搭載されています。ここではとくに役立つ機能を、厳選して6つ紹介します。

翻訳機能

さまざまな外国語を日本語に翻訳してくれる機能です。

Microsoft Edgeで外国語のWebページを開くと、画像のように翻訳するかどうか聞かれます。「翻訳」を選択すれば、Webページ全体が日本語に翻訳されます。

Microsoft Edge
出典:Microsoft Edge

また、Webページ上で右クリックすると表示されるメニューの「日本語に翻訳」でも翻訳が可能です。

Microsoft Edge
出典:Microsoft Edge

コレクション機能

気になったWebページをグループ化して保存できる機能です。

Webページ上で右クリックし「その他のツール > ページをコレクションに追加 > 新しいコレクションを開始する」を選択しましょう。すると、新しいコレクションが作成され、Webページが追加されます。

Microsoft Edge
出典:Microsoft Edge

コレクションの使用や管理は、画面右上の「…」から「その他のツール > コレクション」を選択することで可能です。気に入ったWebページにアクセスしたり、コレクションの名前を変更したりできます。

Microsoft Edge
出典:Microsoft Edge

垂直タブバー機能

通常は画面上部に並ぶタブ(開いているWebページの見出し)を、画面の左側に縦並びで表示する機能です。昨今のパソコン画面は横長が多いため、左側にタブを置くことでWebページの縦幅を広く使えます。

画面上部のタブで右クリックし「垂直タブバーをオンにする」を選択しましょう。

Microsoft Edge
出典:Microsoft Edge

すると、画像のようにタブが垂直方向に配置されます。

Microsoft Edge
出典:Microsoft Edge

タブのピン止め機能

よく使うWebページのタブを、常に開いた状態で固定する機能です。Webページのタブを右クリックして「タブのピン留め」を選択しましょう。

Microsoft Edge
出典:Microsoft Edge

すると、アイコンだけの小さなサイズになり、左端に固定されます。

Microsoft Edge
出典:Microsoft Edge

間違って「×」ボタンを押して閉じてしまうミスを防げるでしょう。

スクリーンショット機能

Webページの画面を画像として保存する機能です。Webページ上で右クリックし「スクリーンショット」を選択しましょう。

Microsoft Edge
出典:Microsoft Edge

その後、画像として保存したい部分を指定して「保存」を選択すると、画像としてダウンロードできます。

CopilotによるAI要約機能

Microsoft社製のAIアシスタントCopilot(コパイロット)」がWebページの内容を要約してくれる機能です。Webページ上で右クリックし「Copilotで要約」を選択しましょう。

Microsoft Edge
出典:Microsoft Edge

すると、画面右側にCopilot画面とともにWebページの要約が表示されます。

Microsoft Edge
出典:Microsoft Edge

このように、Microsoft Edgeにはさまざまな機能が搭載されています。ぜひ活用してみましょう。

Microsoft Edgeは使うべき?

Microsoft Edgeは便利なWebブラウザですが、使うべきかどうかは人によります。そこで、向いている人の特徴を3つにまとめました。

  • Windowsパソコンをメインで使っている人
  • 複数のWebブラウザを併用したい人
  • 現状のWebブラウザに不満がある人

Microsoft社が提供するMicrosoft Edgeは、Windows向けに動作が最適化されています。Windowsユーザーで特別なこだわりがなければ、快適に使えるMicrosoft Edgeを積極的に利用しましょう。

また、「仕事とプライベートで用途を分けたい」など、複数のWebブラウザを併用したい人もいるはずです。そのような場合は、2つ目のWebブラウザとしてMicrosoft Edgeが有力な選択肢となります。

前述のとおり、Microsoft EdgeはWindows以外の端末やOSでも無料で利用可能です。現状のWebブラウザに不満がある場合も、気軽にMicrosoft Edgeを試してみましょう。

Microsoft Edgeの始め方

Microsoft Edgeの始め方

ここからは次のトピック別に、Microsoft Edgeの始め方を紹介します。

パソコン版のダウンロード方法

Windowsパソコンを使用している場合は、最初からMicrosoft Edgeがインストールされています。スタートメニューやタスクバーにある「波のような青いアイコン」をクリックするだけでOKです。

MacやLinuxの場合は公式サイトにアクセスし、OSに合わせたインストーラをダウンロードしましょう。

Microsoft Edge
出典:Microsoft Edge

インストーラを起動し、画面の指示に従ってインストール作業を済ませれば、各パソコンでMicrosoft Edgeが使用できるようになります。

スマホアプリ版のダウンロード方法

AndroidやiOSのスマートフォンを使用している場合は、各端末でアプリをインストールする必要があります。公式サイトからOSに合わせたダウンロードボタンを押しましょう。

Microsoft Edge
出典:Microsoft Edge

すると、画像のようにQRコードが表示されます。インストールしたい端末でQRコードを読み取り、指示に従ってインストール作業を進めればOKです。

Microsoft Edge
出典:Microsoft Edge

初期設定のやり方

Microsoft Edgeのインストール後は、使いやすいように初期設定を行いましょう。Microsoft Edgeの設定は、画面右上の「…」から「設定」を選択することで行えます。

Microsoft Edge
出典:Microsoft Edge

設定画面では、見た目のカスタマイズやデータの共有など、さまざまな設定が可能です。どのような設定ができるか最初に確認し、使いやすい状態に整えてみましょう。

Microsoft Edgeの基本的な使い方

Microsoft Edgeの基本的な使い方

Windowsユーザーでない場合、Microsoft Edgeを使ったことがない人もいるでしょう。ここからはWindows版を例に、日常的によく使う基本的な3つの使い方を紹介します。

キーワード検索

基本的なWebブラウザの使い方は、キーワード検索です。画面中央の検索ボックスにキーワードを入力し、Enterキーまたは虫眼鏡マークを押せばキーワード検索ができます。

Microsoft Edge
出典:Microsoft Edge

標準の設定でキーワード検索を行うと、Microsoft社製の検索エンジン「Bing」の検索結果が表示されます。

Microsoft Edge
出典:Microsoft Edge

URLの直接入力

見たいWebページのアドレス(URL)がわかっている場合は、直接入力による閲覧も可能です。画面最上部のアドレスバーへURLを入力し、Enterキーを押しましょう。

Microsoft Edge
出典:Microsoft Edge

たとえば「https://generative-ai.sejuku.net/blog/」を指定すると「生成AIブログ」のトップページにアクセスできます。

お気に入り登録

後でまた見たいWebページを見つけたら、お気に入り登録しておくと便利です。

まず、アドレスバーの右端にある星マーク(☆)をクリックしましょう。その後「完了」を押せば、お気に入り一覧にWebページが追加されます。

Microsoft Edge
出典:Microsoft Edge

画面上部の流れ星マーク(星マークに三本線)を押せば、お気に入り登録したWebページを一覧で確認できます。

Microsoft Edge
出典:Microsoft Edge

Microsoft Edgeを使う際によく抱く疑問

最後にMicrosoft Edgeを使うときによく抱く疑問へ、まとめて回答します。

最新バージョンには自動で更新されるの?

Microsoft Edgeは、初期設定で自動更新が有効です。そのため、最新バージョンのMicrosoft Edgeが公開されたら、自動で更新してくれます。

Webブラウザを閉じて次に起動するタイミングなどで、更新が行われる仕組みです。よって、基本的に「バージョンが古くないか」などと心配する必要はありません。

起動しないときの対処法は?

Microsoft Edgeが起動しない場合、まずはパソコン自体を再起動してみてください。一時的な不具合であれば、これだけで直ることが多いです。

それでも起動しない場合は、Microsoft Edgeアプリの修復を試してみましょう。詳しい手順は公式サイトを参照してください。

まとめ

今回は、Microsoft Edgeとは何かについて、基本から詳しく解説しました。

Microsoft Edgeは、Windows標準の使いやすさと、AI要約などの機能性を兼ね備えた優秀なWebブラウザです。Windowsに限らず、幅広い端末・OSで利用できます。

初期設定も簡単で、他のWebブラウザからの乗り換えもスムーズに行えます。今回の内容を参考に、ぜひMicrosoft Edgeを使ってみてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

【プロフィール】
9年ほどITエンジニアを経験したのち、豊富な技術文書の作成経験を活かし、専業Webライターへ転身。クラウドワークスでは半年ほどでプロ認定、3年半ほどでトッププロ認定を受ける。システムエンジニア・プログラマー・テストエンジニアなどを経験しており、上流から下流まで幅広い開発工程のノウハウを習得しているのが強み。侍エンジニアブログでは、2020年から幅広い分野の執筆を担当。「挫折させないライティング」をモットーに、プログラミング初心者の方でも負担なく読める記事の執筆を心がけています。
【専門分野】
IT/システム開発/組み込み開発/アプリ開発(主にWindows)
【保有資格】
基本情報技術者試験
応用情報技術者試験
ソフトウェア品質技術者資格認定(JCSQE)初級
JSTQB認定テスト技術者資格(Foundation Level)

目次