AIブラウザ「Dia」とは?特徴やできること・使い方もわかりやすく解説
AIブラウザの「Dia」って何?
普通のブラウザとどう違うの?
ChatGPTみたいに質問しながら使えるって本当?
そんな疑問を抱き「Diaって便利そうだけど、結局どういうもの?」と調べ始めた人も多いのではないでしょうか。
Dia(ディア)は、アメリカのThe Browser Companyが開発したAI搭載の新しいWebブラウザです。まるでChatGPTとブラウザが一体化したような使用感で、検索や要約、文章作成などをAIとの会話だけで進められます。
この記事ではできることや使い方なども交え、AIブラウザ「Dia」の特徴を解説します。「Diaは使うべきなのか」といった疑問にもお答えするので、ぜひ参考にしてください。
- 「Dia」はAIとチャットしつつ検索が行えるWebブラウザ
- サイトの要約や翻訳を簡単に行え、AIに他ページとの比較も任せられる
- 繰り返し作業はショートカットキーを作成して効率化可能
『生成AIに興味はあるけど、どうやって使えばいいんだろう…』
そんな方へ、
- 生成AIに作業や仕事を任せる方法
- ChatGPTなどの生成AIを使いこなすたった1つのコツ
- 業務効率化や収入獲得に生成AIを活かす体験ワーク
を、無料のオンラインセミナーで2時間に凝縮してお伝えします!
パソコンはもちろん、スマホから気軽に参加OK。
参加者には限定で「生成AI活用に役立つ7大特典」をプレゼント中🎁

この2時間が、あなたを変える大きなきっかけになりますよ。
AIブラウザ「Dia」とは?

AIブラウザ「Dia」とは、米ニューヨークのスタートアップ企業「The Browser Company」が開発した次世代型のWebブラウザです。Webブラウザとして検索を行いながら、同時にAIの機能を使えるのが特徴です。
AI搭載のWebブラウザ
もともとThe Browser Companyは、洗練されたUIと独自のタブ管理機能で注目を集めたブラウザ「Arc」を開発していました。Diaはその進化版ともいえる位置づけで、生成AIをブラウザの中心機能として据えた設計になっています。
最大の特徴は、生成AIとブラウザ機能を同時に使える点です。ChatGPTのような対話型AIが、検索や要約といった作業をサポートしてくれるだけでなく、複数タブの情報を横断して整理・比較することも可能です。
画面に常駐するAIアシスタントに自然な言葉で話しかけるだけで利用でき、シンプルな操作性を実現しています。
なお、Webブラウザを介さず、生成AIを使って情報を検索する生成AI検索と呼ばれる方法もあります。生成AI検索の仕組みについては、次の記事で解説しています。

無料で利用できる
Diaブラウザは、2025年11月現在誰でも無料で利用可能です。インストール後すぐにAIを含む主要機能を試すことができ、特別な課金やサブスクリプション登録は必要ありません。
ただし、質問の回数に制限があるため、ビジネス利用などを検討している場合は、月額約3,000円(20$)の有料プラン「Dia Pro」の利用がおすすめです。
とはいえ、通常の調べ物や文章作成、情報収集などの用途であれば、無料プランでも十分快適に利用できます。まずはAIブラウザを使ってみたいという初心者でも、料金をかけず手軽に魅力を体験できます。
現在はMacOSでのみ使用可能
2025年11月現在、DiaブラウザはMacOS専用で提供されています。しかもすべてのMacで動作するわけではなく、M1チップ以降を搭載していることが必須要件となっており、Intel製プロセッサを搭載したモデルでは使用できない点に注意が必要です。
現時点ではWindows版・Linux版・スマホ版はいずれもリリースされておらず、利用できる環境は限定的です。しかし、開発元はWindows対応版の開発を正式に進めていることを明言しており、公式サイト上でもWindows版の先行案内に登録できるWaiting Listが設けられています。
Mac以外でのDiaブラウザが正式リリースされ次第、環境の選択肢は大きく広がる見込みです。Mac以外のWindows等を利用している人は「ChatGPT Serch」がおすすめです。詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。

AIブラウザ「Dia」の特徴4つ

ここからはAIブラウザ「Dia」の特徴を、4つにまとめて解説します。
会話するように使える

Diaブラウザの特徴としてまずあげられるのが、AIアシスタントとの対話によって操作できる点です。画面右側に常駐するチャットウィンドウに向かって、自然な日本語で質問や指示を入力するだけで、さまざまな操作を行えます。
例えば、「この記事を要約して」「この単語の意味を教えて」「この内容についてもっと詳しく調べて」と問いかけることで、AIが即座に応答してくれます。ページ遷移や複雑な操作をすることなく、情報の整理をし深堀りできるのが魅力です。
従来の検索のように「検索→ページの確認→内容を確認→要点を整理」といった工程が不要になるので、日常生活やビジネスにおけるリサーチを効率的に行えます。
AIが閲覧履歴を踏まえて回答してくれる
Diaブラウザでは、最大7日間分の閲覧履歴を一時的に記憶し、履歴を元にした回答を返すことも可能です。過去の検索結果との比較なども容易に行えるので、長期的な調査もスムーズに進められます。
例えば、住宅購入に向けて工務店や不動産会社を比較検討している場合など、時間をかけて判断すべき場面ではとくに便利です。「前に見た工務店とこの会社を比較して」「これまで見た不動産会社を価格順に表にまとめて」などと指示すれば、過去の閲覧内容をふまえた整理や比較もAIが対応してくれます。
これまで手動でメモを取ったり履歴を探したりしていた作業を、Diaが代行してくれるため、情報収集の効率が大きく向上します。
Google Chromeの設定を引き継げる
Diaブラウザは、Google Chromeベースで開発されているため、操作感や画面構成が非常に近いです。現在、Google Chromeを利用している人は、違和感なく使い始められます。
とくにブックマークや履歴、拡張機能などの設定をそのまま引き継げる点はうれしいポイントです。広告ブロッカーやパスワード管理ツール、デベロッパーツールなどをそのまま利用できるので、利便性を損なう心配もありません。
ショートカットやタブ操作もGoogle Chromeと同等なため、使い慣れた操作感のまま移行できます。
なお、Google Chromeを利用している人には、Googleが提供するGeminiの利用もおすすめです。詳しくは次の記事で解説しています。

個人情報が流出する危険性が低い

Diaブラウザは、個人情報流出の危険性が低いAIブラウザです。開発元のThe Browser Companyは、「個人データを広告収益などに活用しない」という方針を明確に掲げており、ユーザーの行動や履歴を使ってマネタイズする設計になっていません。
具体的には、以下のようなセキュリティ配慮が実装されています。
- 閲覧履歴やチャット内容、ブックマークなどはローカルに暗号化して保存
- 第三者によるトラッキングや広告スクリプトは標準でブロック
- 他のAIパートナーへ送信される情報も必要最小限で、保存や学習には利用されない
高いセキュリティを採用しているため、自分が閲覧したサイトやAIへの相談内容がWeb上に残る心配がなく、流出の危険性が低いです。
Diaブラウザでできること

ここからはDiaブラウザでできることを、4つにまとめて解説します。
複数サイトの情報比較

Diaブラウザは、複数のタブで開いたWebページの内容をAIが横断的に読み取り、比較や要約を自動で行ってくれます。自分で情報を読み比べたり、メモをしたりする必要がないため、手間を大幅に省くことが可能です。
例えば、ネットショッピング中に複数の商品ページを開いたとします。そこでAIチャットに「これらの商品を比較して」と入力するだけで、Diaが各ページの特徴や違い、価格やレビューなどを一覧化して整理してくれます。
同様に技術情報やニュース記事など、内容が似た複数のページを開いた状態で「どこが違うの?」と尋ねれば、違いだけを抽出してわかりやすく説明してくれるのも強みです。
調査・比較・検討というプロセスをAIに任せられるため、購入の決断や情報の判断といった深い意思決定をよりスピーディにすることが可能です。
文章作成・翻訳支援

Diaブラウザは、AIを活用した文章作成支援にも強みを持っています。構成や言い回しに悩んだとき、チャット欄に指示を出すだけで、自然な文章を瞬時に生成してくれるのが特徴です。
特定のサービスを紹介するようなケースでは、以下のような指示を出すだけで、文体や用途に合わせた文章を作成してくれます。
- 「このサービスを紹介するSNS投稿を3パターン考えて」
- 「この商品についてレビュー文を書いて」
- 「フォーマルなビジネスメールに書き直して」
- 「就職エントリー用の志望動機を200文字で作って」
また、自分の書いた文章を読み込ませて、文法や敬語の誤りがないかチェックすることも可能です。
加えて、DiaのAIは高精度な翻訳機能も備えており、海外のWebページに対して「このページを日本語に翻訳して」と入力するだけで、自然で読みやすい日本語訳を即座に生成できます。海外のニュース記事や論文をすぐに日本語翻訳できるので、幅広い調査ができるようになります。
プログラミングのサポート
Diaブラウザは、プログラミングのサポートにも役立ちます。ブラウザ上で表示しているコードに対して、「このコードは何をしているの?」「バグがあるとしたらどこ?」といった質問を投げかけると、構文の意味や改善点をAIがわかりやすく解説してくれます。
ほかにも、エラーメッセージをコピペして「このエラーの原因と解決法は?」と相談すれば、公式ドキュメントなどを参照して解決方法を提示することが可能です。
さらに、AIに「この処理をPythonで書いて」「より効率的なコードに書き直して」と指示することで、コードの生成や修正ができる点も魅力です。自分が書いたコードの間違いなどもすぐに探してもらえるので、まるでペアプログラミングをしているような感覚でAIとやり取りできます。
繰り返し作業の自動化
Diaブラウザには、ユーザーがよく使う指示を「スキル」という形で登録し、再利用できる機能があります。スキルを利用すれば、AIへの命令文をあらかじめカスタマイズし、必要な際にすぐ実行できるようになります。
具体的には、YouTube動画で勉強することが多いユーザーなら、「/youtube」というスキルを作っておき、動画URLを入力するだけで内容の要約やタイムラインを自動生成させることが可能です。
また、「/mail」で開いているWebページをもとにメール返信文を自動作成したり、「/summary」で記事を指定文字数で要約させたりと、繰り返し行う作業を効率化できます。
スキルの登録はとても簡単で、チャット欄からプロンプトの内容とコマンド名を設定するだけで利用できます。業務でよく使う資料要約や学習時のコード解説、SNS投稿文の生成などアイデア次第で使い道は無限大です。
Diaブラウザは使うべき?
結論、Diaブラウザは情報収集や比較・整理の作業が多い学生やビジネスパーソンにおすすめです。とくに「調べる→読む→まとめる」という作業を日常的に行っている人にとっては、AIがサポートしてくれることで作業効率が格段に向上します。
また、チャット履歴の活用やスキルによる作業自動化など、使えば使うほど自分に最適化されたツールへと進化していく点もDiaならではの魅力です。自分好みにカスタマイズしていけば、学習や資料作成、レポート執筆などにも強力な武器となります。
現時点ではMacユーザーに利用が限られるものの、対応環境が整えば新しいブラウジングのスタンダードになる可能性を秘めた存在です。興味がある人は、ぜひ一度体験してみる価値があります。
Diaブラウザの使い方
Diaの導入はとてもシンプルで、Macを使っている場合はすぐに利用を始められます。次のステップに沿ってインストールと初期設定を行ってください。
ダウンロードした.dmgファイルを開き、アプリケーションフォルダへコピー
メールアドレスでアカウント作成
※Arc利用者は同じアドレスでOK
応答スタイル・文章のトーン・開発サポートの好みなどをカスタマイズ
広告ブロックの有効化、既定ブラウザに設定するかどうかを選択
上記を行うだけですぐにDiaの利用をはじめられます。
AIブラウザDiaを使う際によく抱く疑問
最後にAIブラウザDiaを使う際によく抱く疑問へまとめて回答します。
iPadやスマホでも使える?
2025年11月時点で、DiaブラウザはMacOS専用で提供されています。iPadやiPhone、Androidスマートフォンには対応していません。たとえApple製品であっても、利用できるのはM1以降のチップを搭載したMacのみです。
したがって現段階では、Macを持っていない場合は今後の展開を待つ必要があります。スマートフォンやタブレットでの利用を期待する声も多いため、利用できるようになる日も遠くはないでしょう。
Diaブラウザは現在も招待制?
2025年11月現在、Diaブラウザは招待制ではありません。サービス初期の頃は、Arcユーザーや限られたテスターを対象とした招待制として提供されていましたが、現在はその段階を終了しています。
対応するMacを持っていれば誰でも無料でダウンロードして利用が可能です。
まとめ
AIブラウザ「Dia」は、生成AIとWebブラウザを融合させた次世代のツールとして、多くのユーザーから注目を集めています。とくに検索・要約・比較・文章生成といった情報処理をAIが手助けしてくれることで、従来の自分で探して整理するというWebの使い方を大きく進化させています。
現在はMac専用ではあるものの、Chromeからの移行もスムーズで、操作性やセキュリティ面でも安心なサービスです。スマホ版やWindows版の登場が待たれるところですが、現段階でも調べ物の多い学生やビジネスパーソンにとって、非常に実用的かつ効率的なブラウジング環境が整っています。
興味を持った人は、ぜひDiaをインストールして、AIブラウザを体験してみてください。
