無料の生成AIサービスランキングTOP10【用途別におすすめを厳選】
無料で使える生成AIサービスはどれだろう?
どのサービスがどの用途で使えるのかわからない…
ChatGPTやGeminiなどの登場を機に、生成AIサービスが大きな注目を集めている昨今。気がつけば、次々と新たなサービスが生まれています。
そんななか「一度は使ってみたい!」という気持ちはあるものの、生成AIサービスは数多くあるため、どれを選べばいいのかわからない人は多いですよね。
そこで今回は用途別に、無料で使えるおすすめの生成AIサービスをランキング形式で紹介します。自分に合う生成AIサービスの選び方や活用時のポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
本記事で紹介する無料生成AIサービス・早見表
サービス名 | 提供元 | できること | 特徴 | 有料プラン |
---|---|---|---|---|
ChatGPT | OpenAI | ・テキストの生成/翻訳 ・データの分析/解析 ・コードの生成/添削 など | 週間ユーザー数4億人を超える 大人気生成AIサービス | 月額2,894円~ |
Gemini | Google LLC | ・文章/動画の要約 ・画像分析 ・翻訳 など | さまざまなタスクを処理できる 高性能な生成AIモデル | 月額2,900円~ |
Stable Diffusion | Stability AI | ・画像生成/編集 ・動画生成 | Webはもちろん自身のPCでも 利用できる画像生成AIサービス | なし |
Microsoft Copilot | Microsoft Corporation | ・テキストの生成/翻訳 ・コードの生成/添削 など | Microsoftとの連携性が強い ChatGPTモデルベースの生成AI | 月額3,200円 |
InVideo | Invideo AI | 動画生成 | 190ヶ国に2,500万社の 顧客を誇る動画生成AI | 月額5,065円~ |
Adobe Firefly | Adobe Inc. | 画像生成 | 著作権問題をクリアした 商用利用可能な画像生成AI | 月額1,580円~ |
Claude | Anthropic | ・テキストの生成/翻訳 ・データの分析/解析 ・コードの生成/添削 など | OpenAIの元社員によって 開発された対話型生成AIサービス | 月額2,460円~ |
Canva | Canva | ・画像生成 ・音楽生成 ・ナレーション動画の作成 ・テキストの生成/翻訳 など | クリエイティブな作業に 特化した生成AI | 月額1,180円~ |
Perplexity | Perplexity AI, Inc. | ・テキストの生成/校閲 ・データの分析/解析 など | OpenAIやMetaの研究者が 開発した対話型生成AIサービス | 月額2,894円~ |
Pika | Mellis, Inc. | テキスト/画像からの動画生成 | 最大5秒間の高品質な動画を 作成できる生成AI | 月額1,447円~ |
各項目は公式サイトへ記載された情報をもとに掲載しています。
有料プランには2025年6月時点の為替レートをもとに日本円で換算した金額を表記しています。
- 無料の生成AIはChatGPTやGeminiなどがおすすめ
- 生成AIサービス選択時は用途・料金・日本語対応などを確認すること
- 生成AIを活用するには具体的な指示や1回で完璧を求めないことが重要
なお、生成AIを学び業務効率化や転職・副業を実現したい人は「侍エンジニア」をお試しください。
侍エンジニアでは現役エンジニアと学習コーチの2名体制で学習をサポート。業務を効率化する生成AIの使い方や転職・副業への活用スキルが身につけられます。
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無料の生成AIサービスランキングTOP10
さっそく、無料で使えるおすすめの生成AIサービスをランキング形式で10個紹介します。なお【】内には主な用途を記載しています。
- 第1位:【汎用】ChatGPT
- 第2位:【汎用】Gemini
- 第3位:【画像生成】Stable Diffusion
- 第4位:【汎用】Microsoft Copilot
- 第5位:【動画生成】InVideo
- 第6位:【画像生成】Adobe Firefly
- 第7位:【汎用】Claude
- 第8位:【汎用】Canva
- 第9位:【汎用】Perplexity
- 第10位:【動画生成】Pika
第1位:【汎用】ChatGPT

提供元 | OpenAI |
特徴 | 週間ユーザー数4億人を超える大人気生成AIサービス |
できること | ・テキストでの質問応答 ・テキストの生成 ・文章の校正/校閲 ・データの分析/解析 ・情報の整理 ・言語の翻訳 ・コードの生成/添削 など |
有料プラン | あり(月額2,894円~) |
各項目は公式サイトへ記載された情報をもとに掲載しています。
有料プランには2025年6月時点の為替レートをもとに日本円で換算した金額を表記しています。
第1位は、OpenAI社が開発・運用しているChatGPT(チャットジーピーティー)です。
同社のCOO(最高執行責任者)であるブラッド・ライトキャップ氏によれば、週間アクティブユーザー数が4億人を超えたとのことで、高い注目を集めていることがわかります。
私たち人間が普段利用する自然な文章の指示を解釈し、最適な回答を出力してくれます。幅広いタスクに対応可能であり、テキストの生成や校正はもちろん、データ分析やコード生成など、複雑な処理もこなせるのが特徴です。
これらの口コミからわかるとおり日常的にChatGPTを活用している人も多く、作業の生産性を大幅にアップできます。
なお、月額2,894円から利用できる有料版では、最新モデルを利用できるため、より高度な知識や複雑な処理をスピーディーにこなせます。
ChatGPTの始め方や使い方をより詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。

第2位:【汎用】Gemini

提供元 | Google LLC |
特徴 | さまざまなタスクを処理できる高性能な生成AIモデル |
できること | ・質問に対する回答生成 ・文章の要約 ・画像分析 ・動画要約 ・翻訳 など |
有料プラン | あり(月額2,900円~) |
各項目は公式サイトへ記載された情報をもとに掲載しています。
有料プランには2025年6月時点の為替レートをもとに日本円で換算した金額を表記しています。
第2位は、Alphabetの子会社であるGoogle LLCが開発・運用しているGemini(ジェミニ)です。
Geminiは、ChatGPT同様にテキストの生成や校正はもちろん、画像や動画などさまざまな形式に対応しています。また、処理できるテキストは無料版でも最大10万トークン(日本語でおよそ1万4,000文字)であるため、長い文章やファイルであっても1回の指示で読み込むことが可能です。
Geminiがもつ最大の強みは、Googleが提供している他サービスとの連携です。
Geminiを利用すれば、Gmailの返信文を自動生成してくれたり、Googleカレンダーの予約を行ってくれたりします。普段からGoogleのサービスを活用している人は、チェックしましょう。
なお、Geminについては次の記事で詳しく解説しています。こちらも参考にしてください。

第3位:【画像生成】Stable Diffusion(ステーブル ディフュージョン)
提供元 | Stability AI |
特徴 | Webはもちろん自身のPCでも利用できる画像生成AIサービス |
できること | ・指示文(プロンプト)から画像生成 ・画像から別の画像生成 ・画像編集 ・動画生成 |
有料プラン | なし |
各項目は公式サイトへ記載された情報をもとに掲載しています。
有料プランには2025年6月時点の為替レートをもとに日本円で換算した金額を表記しています。
第3位は、Stability AI社が開発した画像生成AIであるStable Diffusion(ステーブル ディフュージョン)です。
Stable Diffusionは、テキストで簡単な指示を出すだけで、高精度な画像を瞬時に生成してくれます。商用利用も認められており、一定の条件を守れば自身が生成した画像を自由に使えるのが特徴です。なお、驚くべきことにStable Diffusionはオープンソースであるため、誰でも無料で利用できます。
主な使い方はDreamstudioやMage.spaceなど他社が提供しているWebブラウザ版サービスを利用する方法と、自身のPCにインストールして利用する方法の2つです。
ユーザーの口コミを見ても、高精度な画像が簡単に出力できることがわかります。生成AIを利用して画像を作ってみたい人にはおすすめのサービスです。
第4位:【汎用】Microsoft Copilot
提供元 | Microsoft Corporation |
特徴 | Microsoftとの連携性が強いChatGPTモデルベースの生成AI |
できること | ・テキストでの質問応答 ・テキストの生成 ・言語の翻訳 ・コードの生成/添削 など |
有料プラン | あり(月額3,200円) |
各項目は公式サイトへ記載された情報をもとに掲載しています。
有料プランには2025年6月時点の為替レートをもとに日本円で換算した金額を表記しています。
第4位は、Microsoft社のMicrosoft Copilot(マイクロソフト コパイロット)です。
Microsoft Copilotは、ChatGPTやGeminiと同様に私たちの作業をAIでアシストしてくれます。日常会話で質問や作業の依頼をするだけで、文章作成や画像生成などさまざまなタスクを処理してくれるのが特徴です。
なお、Microsoft CopilotはWindowsやWebブラウザのEdgeだけではなく、Microsoft 365や統合開発環境であるVisual Studioからも利用できます。
これらの口コミをみても、Microsoft社が提供しているサービスと親和性が高く、メール作成やプログラミングなど、プライベートや業務を問わずさまざまなシーンで活用できることがわかります。
Microsoft Copilotについては次の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

第5位:【動画生成】InVideo

提供元 | Invideo AI |
特徴 | 190ヶ国に2,500万社の顧客を誇る動画生成AI |
できること | 指示文(プロンプト)から動画生成 |
有料プラン | あり(月額5,065円~) |
各項目は公式サイトへ記載された情報をもとに掲載しています。
有料プランには2025年6月時点の為替レートをもとに日本円で換算した金額を表記しています。
第5位は、Invideo AI社が開発・運用している動画生成AIであるInVideo(インビデオ)です。
世界190ヶ国に250万社の顧客を有しており、Product Huntやcapterraなどのレビューサイトでも軒並み高評価を獲得しています。デザインなどに関する知識がなくても直感的に動画を生成できるだけではなく、ナレーションも自動的に付加してくれるのが特徴です。
この口コミからも、シナリオさえ作ってしまえば専門的な知識を持たない人でも、簡単に映画などの動画を作成できることがわかります。
InVideoは無料プランでも1週間あたり10分の動画生成や、週4回のエクスポートなどが可能です。制限を気にせず利用したい人は月額約5,065円から用意されている有料プランへの加入をご検討ください。
第6位:【画像生成】Adobe Firefly
提供元 | Adobe Inc. |
特徴 | 著作権問題をクリアした商用利用可能な画像生成AI |
できること | 指示文(プロンプト)から画像生成 |
有料プラン | あり(月額1,580円~) |
各項目は公式サイトへ記載された情報をもとに掲載しています。
有料プランには2025年6月時点の為替レートをもとに日本円で換算した金額を表記しています。
第6位は、Adobe社が提供しているAdobe Firefly(アドビ ファイアフライ)です。
Adobe Firefly(アドビ ファイアフライ)は、クリエイティブに特化しています。簡単なテキストを入力するだけで、画像はもちろん、動画や音声などを自動的に作成してくれます。さらに画像から任意のオブジェクトを削除したり、色塗りしたりなども可能です。言語は日本語に対応しているため、イメージを具現化しやすい点も特徴といえます。
また、Adobe Fireflyは学習データに著作権が切れたコンテンツやAdobe Stockの画像を利用しています。そのため、Adobe Fireflyによって生成されたコンテンツは、商標権などの権利関係が明確であり安心して利用できる点も魅力の1つです。
この口コミを見ても日本語で意図する画像を自動生成できていることがわかります。クリエイティブな作業を効率化したい人には、Adobe Fireflyがおすすめです。
第7位:【汎用】Claude

提供元 | Anthropic |
特徴 | OpenAIの元社員によって開発された対話型生成AIサービス |
できること | ・テキストでの質問応答 ・テキストの生成 ・文章の校正/校閲 ・データの分析/解析 ・情報の整理 ・言語の翻訳 ・コードの生成/添削 など |
有料プラン | あり(月額2,460円~) |
各項目は公式サイトへ記載された情報をもとに掲載しています。
有料プランには2025年6月時点の為替レートをもとに日本円で換算した金額を表記しています。
第7位は、Anthropic(アンスロピック)社が開発した対話型生成AIサービスのClaude(クロード)です。
Anthropic社は、ChatpGPTを開発したOpenAIの元社員が設立した企業であり、高い技術力を有しています。その期待はGoogleやSalesforceなどIT業界のリーダーがこぞって投資をするほどであり、資金調達合計額は約73億ドルともいわれています。
Claudeの性能は高く、同社の調査ではChatGPTを凌ぐ性能を記録しているのが特徴です。ただし、テキストの処理は得意である一方で画像や動画の生成はできない点には注意しましょう。
この口コミは、Claudeの画像分析力に関するものです。旧モデルからの進化もすさまじいだけではなく、得意分野では期待以上の回答を生成してくれることがわかります。
Claudeについて詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。

第8位:【汎用】Canva

提供元 | Canva |
特徴 | クリエイティブな作業に特化した生成AI |
できること | ・指示文(プロンプト)から画像生成 ・指示文(プロンプト)から音楽生成 ・ナレーション動画の作成 ・テキストの生成 ・言語の翻訳 など |
有料プラン | あり(月額1,180円~) |
各項目は公式サイトへ記載された情報をもとに掲載しています。
有料プランには2025年6月時点の為替レートをもとに日本円で換算した金額を表記しています。
第8位は、Canva社が開発した生成AIサービスのCanva(キャンバ)です。
Canvaとはオンラインのデザイン制作サービスであり、簡単に画像の作成や編集を行えます。このCanvaは生成AIを活用した機能を数多く提供しているのが特徴です。テキストからの画像生成をはじめ、音楽生成やナレーションの追加もできます。さらに100言語に対応しているため、翻訳などの手間を削減できる点もポイントです。
この口コミでは、メモからCanvaがスライドの文章を生成してくれたことがわかります。Canvaの生成AI関連機能を活用すれば、さまざまな作業の生産性を向上できるでしょう。
なお、Canvaは月額1,180円より有料プランを提供しています。有料プランは豊富なテンプレートやコンテンツ(写真や動画) なども利用可能です。デザイン関連の業務に興味がある人は、チェックしたいサービスの1つといえます。
第9位:【汎用】Perplexity

提供元 | Perplexity AI, Inc. |
特徴 | OpenAIやMetaの研究者が開発した対話型生成AIサービス |
できること | ・テキストでの質問応答 ・テキストの生成 ・文章の校正/校閲 ・データの分析/解析 ・情報の整理 など |
有料プラン | あり(月額2,894円~) |
各項目は公式サイトへ記載された情報をもとに掲載しています。
有料プランには2025年6月時点の為替レートをもとに日本円で換算した金額を表記しています。
第9位は、Perplexity AI社が開発した生成AIサービスのPerplexity(パープレキシティ)です。
同社はOpenAIやMetaなどAI開発をリードするエンジニアが創業しており、Perplexityも高い評価を受けています。Perplexityがもつ最大の特徴はリアルタイム性の高さです。一般的な生成AIは、ある時点までの情報を学習データとして利用しています。一方でPerplexityは、Webから適した情報を検出してくれるため、最新情報も考慮した回答が可能です。
この口コミからは、Perplexityを活用することで調査の効率性が向上したことがわかります。リサーチなどの業務が多い人、プライベートでもよく調べものをする人にはおすすめです。
第10位:【動画生成】Pika

提供元 | Mellis, Inc. |
特徴 | 最大5秒間の高品質な動画を作成できる生成AI |
できること | ・テキストから動画生成 ・画像から動画生成 など |
有料プラン | あり(月額1,447円~) |
各項目は公式サイトへ記載された情報をもとに掲載しています。
有料プランには2025年6月時点の為替レートをもとに日本円で換算した金額を表記しています。
第10位は、Mellis社の動画生成AIサービスであるPika(ピカ)です。
本サービスもほかの動画生成AIと同様に、簡単なテキストを入力したり画像をアップロードするだけで、自動的に動画を作成してくれます。さらに2025年1月にリリースされたモデルでは、キャラクターなどの画像を動画に合成できる機能も追加されています。
この口コミをみても、Pikaを利用すれば簡単に動画を生成できることがわかります。なお、無料版では1ヶ月80クレジット(テキストから動画生成で15クレジット消費)です。より活用したい人は月額1,447円のStandardプランや、月額5,065円のProプランを利用しましょう。
自分にあう生成AIサービスの選び方

利用にかかる必要の有無や使い勝手など、詳細を確認しないまま使う生成AIサービスを選んでは「もっとちゃんと調べておけばよかった」と後悔しかねません。
そこでここからは自分に合う生成AIサービスの選び方を、6つにまとめて解説します。
用途にあうか

各サービスでできることを確認し、用途に合う生成AIを選びましょう。
例えばChatGPTを利用すれば、テキストはもちろん画像の生成も可能です。しかし、画像生成に特化したStable Diffusionを活用すれば、より細やかな設定ができます。同様に動画を作成したいのであれば、InVideoやPikaを利用したほうが、高品質の成果を期待できます。
生成AIサービスと一言でいっても、得意分野や機能はさまざまです。そのため、それぞれの生成AIサービスがもつ特徴を理解したうえで、用途にあうものを選びましょう。
無料か有料か

各サービスの利用料を確認し、予算に合う生成AIを選びましょう。
無料サービスであれば初期はもちろん、利用中時もコストがかかりません。ただし、無料サービスの多くは機能や性能が制限されているため、注意が必要です。一方で、有料の場合は機能が豊富で、性能面での制限もありません。さらに新機能や最新AIモデルを利用できるため、より高精度な結果を出力できます。
まずは無料サービスで試した上で、本格的に生成AIを活用したい場合は有料版への加入をおすすめします。
日本語に対応しているか

各サービスの対応言語を確認し、日本語で使える生成AIを選びましょう。
海外の企業が提供するサービスの場合、日本語に対応していないケースも少なくありません。マニュアルや画面が日本語以外の場合、操作やトラブルシューティング時に困りがちです。日本語に対応していれば直感的に操作できるため、操作や機能に困ることなく生成AIサービスを活用できます。
また、生成AIサービスのなかには、プロンプト(指示文)に日本語を入力すると回答の精度が低下するものもあります。より回答の精度を高めたい場合は英語でプロンプトを入力するなど、生成AIサービスの対応言語によってプロンプトに利用する言語を使い分けることも重要です。
ブラウザかアプリか

各サービスの対応形式を確認し、使い勝手が良い生成AIを選びましょう。
Webブラウザで提供されている場合、ソフトウェアのインストールやアップデートの必要がないため、インターネットに接続するデバイスがあればすぐに利用を開始できます。また、常に最新機能や安全性が高いモデルを使える点がメリットです。
一方でアプリの場合、スマートフォンなどから気軽に利用できたり、オフライン環境(ネットワークがない環境)で利用できたりするものもあります。
まずは手軽に使えるブラウザ版から利用を開始し、より専門的な機能などを利用したい場合はアプリ版の利用を検討することをおすすめします。
登録が必要か

前述した対応形式だけでなく、登録の要否も確認しましょう。
会員登録をするか否かで、生成AIの使い方は大きく変わります。
メリット | ・より多くの機能を利用できる ・履歴の保存ができる ・パーソナライズされた機能を利用できる |
デメリット | ・利用開始に手間がかかる ・個人情報を提供しなければならない ・広告などのメールが配信されることがある |
会員登録を行えば、より多くの機能を利用できます。また、履歴が保存されるため、これまでのプロンプトや出力結果を確認できる点はメリットです。さらに累積された情報によってパーソナライズ化されるため、より精度が高い回答を出力可能となる点もメリットといえます。
一方で会員登録の手間がかかる点や個人情報を提供しなければならない点はデメリットの1つです。また、メールアドレスなどの登録によって、広告などのメールが配信されることがある点も理解しておきましょう。
なお、生成AIサービスのなかにはGoogleやAppleなどのソーシャルログインに対応したものも少なくありません。登録の手間がかからず安心して利用できるため、おすすめです。
利用者からの評判は良いか

各サービスの評判を確認し、利用者からの口コミが良い生成AIを選びましょう。
口コミや評判には、実際に利用した人にしかわからないポイントが含まれます。機能や操作性をはじめ、プランの有無やサポートなど、生成AIサービスの参考になる情報を把握可能です。また、生成AIの回答精度や処理時間なども、口コミで確認できる重要な要素といえます。
評判や口コミはSNSやWebサイト記事で確認可能です。また、スマートフォンアプリの場合はApp StoreやGoogle Playなどのアプリストアで確認できます。自分に合うサービスを選択するためにも、評判・口コミを確認しましょう。
生成AIを効果的に活用する3つのコツ

なかには、どう生成AIサービスを使えばいいのか、イメージが湧かない人もいますよね。
そこでここからは生成AIサービスの効果的な活用法を、3つにまとめて解説します。
具体的な指示を心がける

生成AIを利用するときは、より具体的な指示を記載しましょう。
生成AIは簡単な指示を出すだけでも、その意図を解釈し適切な回答を生成してくれます。しかし、より高精度な回答を出力するには、前提条件や出力形式など細かい指示を出すことが重要です。指示しておきたい項目には、次のようなものがあります。
- 回答を作成する目的
- 具体的な出力内容
- 文字数
- 文調(文章のテイスト)
- 箇条書きや表形式
プロンプトにこのような項目を指定することで、生成AIの回答精度が向上します。
なお、生成AIのプロンプトについては、次の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

1回で完璧を求めない

前述したとおり、生成AIはプロンプトの意味を解釈し、適切な回答を出力してくれます。しかし、指示を出した人間が考えていることや細やかなニュアンスを、一度の指示で完全に理解しているわけではありません。そのため、最初に出力される回答はあくまで「たたき台」と捉えることが重要です。
生成AIが出力した内容を確認した上で、不足している点や修正したい点を見つけたら、次のような追加指示を出しましょう。
- もう少し詳細に解説してください。
- 初心者にもわかりやすく解説してください。
- 具体例を交えてください。
- 箇条書きでまとめてください。
このような指示を繰り返すことで、理想に近い成果物に仕上げられます。
AIは完璧なマシンではなく「共同作業者」です。初回から完璧な答えを期待するのではなく、出力内容をみて柔軟に対応すれば、より生成AIを活用できるでしょう。
回答が正しくない場合もあることを理解する

生成AIは100%正しい回答を出力するわけではないことを理解しましょう。
生成AIが出力する回答は「学習したデータのパターン」を基に予測して文章を生成しています。しかし、回答の事実確認や正確性については担保していません。特に、専門性が高い分野や最新の情報を扱う場合、誤った回答を出力しがちといえます。
生成AIの回答を鵜呑みにするのではなく、出力結果を必ず自身の目で確認することが重要です。
まとめ
今回は無料で利用できる生成AIサービスをランキング形式で紹介しました。
最近では多くの企業が、さまざまな目的や用途を実現する生成AIサービスを提供しています。1つひとつ特徴や強みが異なるため、それぞれの生成AIサービスがもつ特徴を理解した上で、活用することが重要です。
本記事で紹介した「自分にあう生成AIサービスの選び方」や「生成AIを効果的に活用する3つのコツ」を参考に、自分にあうものを見つけ、生成AIをフル活用しましょう。
Xより引用