Gemini（ジェミニ）とは？特徴やできること、他生成AIとの違いも解説

見聞きする機会はあるものの、実際にGeminiがどんな生成AIなのか、イメージが湧かない人は多いですよね。

そこで本記事ではできることや他との違いも交え、Geminiの特徴を解説します。「Geminiは使うべきなのか」といった疑問にもお答えするので、ぜひ参考にしてください。

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Geminiとは？

GeminiはGoogleが開発した生成AIで、テキストの作成や画像解析・翻訳・プログラミング支援など、幅広い作業をサポートできるのが特徴です。ChatGPTなどと同じ対話型AIに位置づけられますが、Google検索やドライブ、Gmailなど既存のサービスと連携できる点が大きな強みです。

基本機能は無料で利用でき、スマホやPCから誰でも気軽に試せるため、日常の調べ物からビジネス活用まで幅広いシーンで役立ちます。

無料で利用可能

Geminiは、Googleアカウントさえあれば誰でも無料で利用可能です。登録や追加費用は不要で、スマホやPCからすぐに使い始められる手軽さが魅力です。

無料プランでは、次のような機能を体験できます。

このように、日常の調べ物やちょっとした業務効率化には無料版で十分対応できます。ただし、無料版では利用できるAIのバージョンや、使用できる回数などに制限があります。本格的に活用したい場合は有料プランを検討するのがおすすめです。

例えば、月額2,900円から使える有料プランの場合、高性能な推論が可能な「Google 2.5Pro」と呼ばれるAIを1日100件～最大500件まで利用できます。無料版の場合は5回しか利用できないため、より深く情報を検索したい人は有料プランを利用しましょう。より詳細な分析が行える「Deep Reserch」機能など、有料プランならではの機能が利用できるのが特徴です。

ビジネスや専門的な作業での活用を視野に入れる場合は、有料プランへの加入によって検索や分析の幅が大きく広がり、業務効率化を図れます。

Geminiの無料版と有料プランを詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。

スマホからも活用できる

Geminiはパソコンだけでなく、スマホからも手軽に利用できます。専用アプリがリリースされているため、インストールすれば、移動中やちょっとした調べ物にも簡単に活用できる点が大きな魅力です。

iPhone・Android問わず利用でき、次のように簡単にチャットをするように使うことが可能です。今回は、iPhoneで利用する方法を紹介します。

まず、App StoreでGeminiをダウンロードしてインストールします。

App Storeにアクセスして、検索欄に「Gemini」と入力すると、Geminiアプリが表示されるためダウンロードしてください。

iPhoneの画面上にGeminiアプリのアイコンが表示されているのでタップしてください。

Geminiが起動したら利用が可能です。今回は次の内容を質問してみました。

<命令文>

Geminiのスマホアプリとブラウザ版の違いはありますか？

上記のように、質問に対する答えを即座に返してくれます。

また、Google Pixelなどの一部スマートフォンでは、「OK Google」と声をかけるだけでGeminiをよりスムーズに呼び出せる機能が搭載されています。このように、Geminiはスマホからのアクセス性が高いことで、より身近な存在として幅広いシーンで役立つサービスとなっています。

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Geminiの特徴4つ

ここからはGeminiの特徴を、4つにまとめて解説します。

なお、Geminiでできることをより詳しく知りたい人は次の動画を参考にしてください。

さまざまなコンテンツを生成できる

Geminiは、テキストに限らず画像・音声・動画・プログラムなど、多様なコンテンツを生成できるのが大きな特徴です。

具体的には、入力に応じて次のような生成物を作り出せます。

従来のAIが文章のみの生成に限られていたのに対し、Geminiはさまざまなコンテンツを生成できるため、より幅広い活用が可能です。仕事や学習の効率化からクリエイティブな制作まで、用途に応じた柔軟なサポートを受けられます。

また、Geminiの大きな特徴として、種類の違った情報同士を関連付けて処理できる点もあげられます。

例えば、画像を見せて「この写真を説明して」と頼んだり、動画の内容を要約してもらったりすることも可能です。従来のAIは「文章だけ」「画像だけ」といった単一の情報しか扱えないケースが多かったですが、Geminiは複数の情報を組み合わせて理解し、より的確な答えを導き出します。

この仕組みにより、人間が普段あたりまえのように行っている「全体を見渡して理解すること」をAIでも再現できるようになりました。その結果、日常生活や仕事において、より直感的で便利なサポートを受けられるのが魅力です。

複雑な問題にも答えてくれる

Geminiは、ただ質問に答えるだけでなく「考える力」に優れているのが特徴です。

長い文章の中から意図や背景を読み取ったり、少しあいまいな質問でも文脈を理解して適切な答えを出したりできます。従来のAIに比べて「筋道を立てて考える力」が大幅に高まっているため、次のように考えながら行う作業もサポートしてくれます。

上位プランで利用できるDeep Thinkモードでは、この推論力がさらに強化されています。Deep Thinkは複雑な課題を段階的に分解し、複数の思考プロセスを比較しながら最適な答えを導く仕組みです。その精度は非常に高く、国際数学オリンピックで金メダル級の成績を収めるほどの推論力が実証されています。

こうした高度な思考力により、Geminiは日常的な調べ物から専門的な問題解決まで、幅広い場面で頼れる存在となっています。

一度に多くの情報を処理できる

Geminiは、一度に扱える情報量が非常に多い点も大きな特徴です。最新モデルでは100万トークン以上を処理できるものも登場しています。

これは、分厚い専門書なら数十冊、あるいは百科事典数巻分を一度に読み込める規模です。

従来のAIではデータを分割して入力する必要がありましたが、Geminiなら多くのデータも一括で全体を理解できます。内容のつながりや前後関係を保ったまま要点を整理できるため、より正確で一貫性のある出力が可能です。

実際に利用されているシーンとしては、研究論文の要約・長大な契約書のチェック・大規模データの分析などがあげられます。これまで多くの時間と労力を必要としていた作業も、Geminiを活用することで短時間で処理できるようになり、業務効率を大幅に向上できます。

他のGoogleサービスと連携活用できる

Geminiの大きな強みのひとつが、Googleが提供するさまざまなサービスと連携できる点です。Gmail・Googleドライブ・マップ・カレンダーなど、日常的に利用しているツールと統合されているため、AIを自然な形で生活や仕事に取り入れられます。

例えば、「明日の予定を教えて」と尋ねればGoogleカレンダーからスケジュールを確認でき、Gmailと連携すればメールの下書きを自動生成することも可能です。さらに、Googleドライブ内のファイルを検索して要約したり、マップを使って移動経路を提案してもらったりと実用的な使い方も実現できます。

Geminiは既に多くの人が利用しているGoogleサービスと一体化することで、Geminiは単なるAIツールにとどまらず、「日常業務や生活をよりスムーズにするアシスタント」としての価値を発揮します。

Geminiは他の生成AIと何が違う？

他の生成AIに比べ、Geminiは「Googleサービスとの連携」と「幅広い種類の情報をまとめて扱える点」が強みです。

サービス名	開発元	主な強み
Gemini	Google	・Googleサービスと強力に連携できる ・文章・画像・音声・動画などさまざまな情報をまとめて処理できる、長文処理性能が高い
ChatGPT	OpenAI	・自然な文章生成に強い ・カスタマイズ機能が豊富 ・日本語に特化したモードを搭載
Claude	Anthropic	・安全性や倫理性の高さを重視 ・長い文章や複雑な推論に強い
Microsoft Copilot	Microsoft	・Microsoft365と連携できる ・Office業務に最適化されている

GeminiはとくにGoogleサービスとの親和性が高く、Gmailやカレンダー、スプレッドシートなどの操作をAIに任せられる点が魅力です。また、文章だけでなく画像や音声といった異なる種類の情報をまとめて扱えるため、複雑な作業を効率的に進められます。

さらに、大規模な情報を一度に処理できる能力を備えており、分厚い書籍や長時間の会議記録もまとめて整理できるのは大きな利点です。こうした特徴により、Geminiはほかの生成AIと比べて、日常生活とビジネスの両面で実用性の高さが際立っています。

Geminiでできること【活用例あり】

ここからは活用例も交えて、Geminiでできることを8つにまとめて紹介します。

1. 文章作成

Geminiはブログ記事やメールの文面など、幅広いジャンルの文章を自動生成できます。ユーザーが入力するのは「テーマ」や「伝えたい内容」といった指示だけで、数秒で自然な文章を仕上げてくれるのが特徴です。

例えば「SDGsについて初心者向けに解説して」と入力すれば、背景や概要をわかりやすく説明した文章が完成します。また、メール文の作成にも対応しており、「取引先へのお礼メールを書いて」といった依頼も可能です。時間がかかりがちな定型文や構成作成をGeminiに任せることで、執筆作業を大幅に効率化できます。

実際にGeminiで文章を生成した画面を下記に掲載します。

<命令文>

SDGsについて簡単に説明してください。

<出力結果>

このように、文章作成機能は日常業務から学習まで幅広く役立つため、まず試してみたい基本機能のひとつといえるでしょう。

2. 文章の要約

Geminiは長い文章を短く整理し、要点を抽出する要約を行うことも可能です。ニュース記事や学術論文、会議の議事録といったボリュームのある情報でも、一瞬でポイントをまとめてくれます。従来であれば自分で全文を読み込み、必要な部分を抜き出す必要がありましたが、Geminiを活用することで確認作業のスピードが格段に上がります。

実際にGeminiで要約を行った結果は、次のとおりです。今回は、令和5年分民間給与実態統計調査の調査結果を要約しました。

<命令文>

掲載した資料を500文字程度で要約してください。

<出力結果>

このように、文章要約は情報収集や仕事の効率化に直結する機能であり、日常的に活用しやすい使い方のひとつです。

3. 多言語翻訳

Geminiは多言語翻訳に対応しており、文章の意味をくみ取ったうえで自然な表現に変換してくれるのが大きな特徴です。日本語から英語や中国語、フランス語への変換はもちろん、逆に海外の文章を日本語に落とし込むことも容易に行えます。

旅行中のコミュニケーションを助ける簡単なフレーズから、契約書や研究資料のような専門性の高い文書まで幅広いシーンに利用できます。直訳では不自然になりやすい部分も滑らかに整えてくれるため、安心して使える点も魅力です。

翻訳の実例を以下に掲載します。

<命令文>

次の文章を翻訳してください。
It has been my observation that most people get ahead during the time that others waste.

<出力結果>

文章の意味合いまで補足で入れてくれるので、日常の小さなやり取りから国際的なビジネスの現場まで、Geminiが頼れる通訳の役割を果たしてくれます。

4. 画像の生成

Geminiは、入力した文章をもとにオリジナルの画像を描き出すことも可能です。アイキャッチ画像やプレゼン資料に使えるイラストをはじめ、ブログ用のカットやSNS投稿に合ったビジュアルを短時間で用意できるのが魅力です。

文章で「夜空に咲く桜の木を幻想的に描いて」と指定すれば、その指示に沿った画像を生成してくれます。写真風・イラスト調・アニメ調などタッチの指定も可能で、思い描いたイメージを形にしやすいのが特徴です。

ここで実際にGeminiで生成したサンプルを紹介します。

<命令文>

夜空に咲く幻想的な桜の木の画像を生成してください。

<出力結果>

Geminiでの画像生成はクリエイティブ作業をゼロから行うよりも格段に効率的で、アイデア出しやデザインの下書きにも役立ちます。

Geminiの画像生成について詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。

5. 画像や動画の解析

Geminiは生成だけでなく、すでに存在する画像や動画を読み取り、その内容を理解することも可能です。写真に写っているものの説明や、動画から要点を抽出して短くまとめるといった使い方もできます。

そのため、会議の録画をGeminiに読み込ませれば、長時間の映像を最後まで視聴することなく議題や結論を把握できます。学習や調査の場面では図表やグラフを含む資料を解析して解説を加えてくれるため、理解のスピードが格段に高められるのも魅力です。

実際の解析イメージは次のとおりです。

<命令文>

次の動画の要点を5行にまとめてください。
https://www.youtube.com/watch?v=sHkvflyI7CQ

<出力結果>

Geminiは「動画を見る」作業を任せることで、情報整理の手間を大幅に減らせる点が強みです。

Geminiを使ったYouTubeの要約術について詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。

6. プログラミング

Geminiはプログラミングの分野でも力を発揮します。新しくコードを書き出すことはもちろん、既存コードの改善やバグの発見にも対応しており、初心者から経験者まで幅広い層に役立ちます。

例えば「Pythonでスクレイピングを行うコードを書いて」と指示すれば、必要なライブラリのインポートからサンプルコードまで生成が可能です。エラーが出た場合もコードを貼り付けて相談すれば、修正案を提示してくれるため、学習しながらコードを試せるのが魅力です。

実際の出力画面を以下に掲載します。

<命令文>

入力された値が1以上ならOKを返し、0以下の場合はエラーとなり、”数字は1以上を入力してください”というメッセージが表示されるプログラムをPythonで書いてください。

<出力結果>

Geminiは開発の効率化だけでなく、学習用の教材としても活用できるため、プログラミングを始めたい人にとっても心強いサポートとなります。

7. 数学などの問題の解説

Geminiは数式や理系分野の課題に強く、複雑な問題でも解法の手順を丁寧に示してくれます。答えだけを単に返すのではなく、「なぜそうなるのか」という理由を段階的に説明してくれるため、理解を深めながら学習できるのが特徴です。

高校レベルの方程式や確率の問題はもちろん、大学レベルの微積分や統計解析まで対応可能です。数式入力に不慣れでも、文章で「2次方程式の解の公式を使って解いて」と伝えれば適切な解答を導きます。

実際の出力例を以下に掲載します。

<命令文>

次の問題の解き方を解説してください。

問題
nを1より大きい整数とし、 Snをnのすべての正の約数の和とします。このとき、次の条件を満たす最小の整数kを求めてください。
k>1であり、SkがSnの倍数となるようなnが無限に存在する。

<出力結果>

Geminiは複雑な推論も可能なほどの機能を備えているため、試験対策や宿題サポートだけでなく、研究や業務で必要な数学的分析にも応用可能です。

8. 音声データの文字起こし​

Geminiは音声ファイルを自動でテキスト化できるため、会議やインタビュー、講義の内容を効率的に記録することも可能です。会議の録音データをアップロードすれば、発言者ごとの内容を整理しながら文章化してくれるため、後から議事録をまとめる作業が格段に楽になります。

また、ポッドキャストや講演会など長時間の音声も処理できるので、幅広い用途に応用可能です。

実際の出力イメージは次のとおりです。今回は音声生成AI「CoeFont」で作成した音声を元に文字起こしをしてみました。

<命令文>

次の音声を文字起こししてください

<出力結果>

音声を文字に変換することで、検索や引用が容易になり、情報の再利用もしやすくなります。ビジネスから学習まで、幅広いシーンで役立つ実用性の高い機能です。

Geminiの基本的な使い方

Geminiは、ログインしなくてもすぐに利用できる手軽さが魅力です。公式サイトにアクセスすれば、質問を入力して文章を生成したり、ちょっとした調べ物を行ったりといった基本機能をすぐに試せます。

実際に利用するには、まず公式サイトにアクセスします。次に、画面下部の「Geminiに相談」欄に相談したいことを入力して、Enterを押してみましょう。

今回は次の命令文を入力しました。

<命令文>

Geminiのおすすめな使い方を教えてください。

<出力結果>

たったこれだけの操作で、上記のように具体的な回答を得ることが可能です。

一方で、Googleアカウントでログインすると使える機能が一気に広がります。画像生成やファイルのアップロード、さらに高度な情報収集が可能になる「Deep Research」機能など、より実用的な活用が可能です。

Geminiをビジネスや学習に本格的に取り入れる場合は、ログインして利用するのがおすすめです。Geminiの使い方を詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。

Geminiを活用する際の3つの注意点

Geminiを活用する際の注意点は次の3つです。

1つずつ詳しく見ていきましょう。

情報の正確性を確認する

Geminiは高性能なAIですが、出力される情報がすべて正しいとは限りません。

たとえば、専門用語の使い方や数値の細かい部分に誤りが含まれる場合があります。AIは過去の膨大なデータをもとに回答を生成しているため、古い情報や信ぴょう性の低い内容が混ざる可能性もあるのです。

とくに仕事や勉強で使うときには、そのまま信じて利用するのではなく、自分で信頼できる情報源と照らし合わせて確認しましょう。間違った情報を使ってしまうと、トラブルや誤解を生む原因になります。

Geminiの便利さを活かすためにも、自分で見極める意識が大切です。

個人情報の入力を避ける

Geminiを使う際には、名前や住所、電話番号などの個人情報を入力しないことがとても大切です。

AIに送信した情報は、たとえ表面上は削除されたように見えても、完全に消えるとは限りません。情報が第三者の目に触れたり、学習データに利用されたりするリスクがあるため、慎重に扱う必要があります。

とくに仕事で使うときは、顧客データや社内機密などを絶対に入力しないよう注意が必要です。うっかり送信してしまった情報が漏えいすると、信頼を失ったり、大きな問題に発展する場合もあります。

便利だからこそ慎重に使い、安全な活用を心がけましょう。Geminiといった生成AIの情報漏洩事例を詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。

著作権と知的財産権を遵守する

Geminiを使って文章や画像、アイデアを作るときには、著作権や知的財産権に十分な注意が必要です。

AIは過去の情報をもとに生成を行うため、似た表現や既存の作品に近い内容が含まれることがあります。これを知らずにそのまま公開・販売してしまうと、他人の権利を侵害する恐れがあるのです。

とくに商用利用や外部への発信を前提とする場合は、作成された内容が本当にオリジナルかの確認が重要です。法律違反に巻き込まれないためにも、最低限のルールや知識を持って活用する姿勢が求められます。

安全に使えば、Geminiは創作活動において強力な味方になります。Geminiといった生成AI活用時の著作権についてより詳しく知りたい人は次の記事を参考にしてください。

まとめ

Geminiは文章生成やデータ分析、プログラミング支援など多彩な機能を持ち、日常業務や創作活動を効率よく進めたい人にとって強力な味方になります。一方で、著作権やセキュリティなど気をつけるべきポイントもあります。

正しく使えば、仕事の質を高めたり新しい発想を得られるでしょう。

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