MidjourneyとChatGPTはどっちがいい?性能や料金・使い勝手を徹底比較
MidjourneyとChatGPTは何が違うの?
どっちを使えばいいんだろう…
「チャッピー」という愛称で親しまれている「ChatGPT」と、画像生成AIとして利便性が高い「Midjourney」。使ってみたい気持ちはあるものの、それぞれの違いがわからず、どちらを選べばよいのか決められない人は多いですよね。
なかには、性能や料金、使い勝手の違いを理解したうえで、自分に最適なAIツールを選びたいと考える人もいるでしょう。
できることや料金など、特徴を確認しないまま使う生成AIサービスを選んでは「もっとちゃんと調べておけばよかった…」と後悔しかねません。
そこでこの記事では次のトピック別に、MidjourneyとChatGPTの違いを比較します。
それぞれの特徴を踏まえながら、どのような人にどちらがおすすめなのかも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
- 画像生成のクオリティを重視するならMidjourney
- 文章生成や幅広い用途に使うならChatGPT
- 目的に応じて併用するのもおすすめ
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MidjourneyとChatGPTはどちらがいい?

MidjourneyとChatGPTは併用がおすすめです。どちらも得意分野が異なるため、用途に合わせて使い分けるとそれぞれのメリットを最大限に活用できます。
例えば、記事や資料の文章はChatGPTで作成し、その内容に合わせた画像をMidjourneyで生成するといった活用方法も可能です。このように役割を分担させることで、お互いの利点を生かしながら、より質の高いコンテンツ制作を行えます。
また、Midjourneyをうまく使いこなすには、生成AIが理解しやすい命令文(プロンプト)を作成することが重要です。こうしたプロンプトをChatGPTに考えてもらい、そのままMidjourneyに入力すれば、命令文を考える手間を減らしながら効率よく画像生成を行えます。
ここからは具体的に、MidjourneyとChatGPTをどんな用途で使うべきか詳しく解説します。
画像・動画生成ならMidjourney
高品質な画像や動画を生成したい場合は、Midjourneyがおすすめです。Midjourneyは画像生成に特化したAIツールであり、とくに写実的でリアルなビジュアルを生成する能力に優れています。
人物や風景、建築などの描写においても自然な光や質感を表現できるため、写真のようなクオリティの画像を生成できる点が特徴です。また、画像生成だけでなく動画生成にも対応しており、ビジュアル制作を目的とするクリエイターから高く評価されています。
さらに、Midjourneyにはパラメータ機能が用意されており、画像の解像度やアスペクト比、スタイルなどを細かく指定できます。そのため、用途に応じた画像を作りやすい点も魅力です。生成した画像はエディター機能を使って修正することも可能で、細かな調整を行いながら理想のビジュアルに近づけられます。
現在は日本語のプロンプトにも対応しており、英語が苦手な人でも利用しやすくなりました。また、コミュニケーションツール「Discord」上で利用できる点も大きな魅力です。ユーザー同士で交流しながら画像を生成できるため、創作の楽しみがさらに広がります。
幅広い用途に使うならChatGPT
幅広い用途で生成AIを活用したい場合は、ChatGPTがおすすめです。ChatGPTは画像生成に限らず、文章作成や要約、翻訳、情報整理など多様な作業に対応できる代表的な生成AIとして知られています。
例えば、記事の下書きを作成したり長い文章を要約したりと、日常業務からクリエイティブ制作までさまざまな場面で利用できます。画像生成にも対応しているため、資料の文章を作成しながら、その内容に合わせた画像を同時に生成するといった使い方も可能です。
また、ChatGPTには「GPTs」と呼ばれるカスタマイズ機能が用意されており、用途に応じて独自のAIを作成できます。作成した資料の誤字脱字の確認やファクトチェックを行うAIなど、特定の作業に特化したAIを自作して、業務を効率化できます。
このようにChatGPTは、画像生成だけにとどまらず、文章作成や情報整理など幅広い用途に対応できる点が大きな特徴です。生成AIを総合的に活用したい場合には、ChatGPTを選ぶとよいでしょう。
ChatGPTの使い方を詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。

【特徴】MidjourneyとChatGPTを比較

ここからはMidjourneyとChatGPTにおける、特徴の違いを解説します。
Midjourneyの特徴

Midjourneyは、画像生成と動画生成に特化した生成AIです。とくにビジュアル制作に強みを持っており、写実的な写真風の画像からアート性の高いイラストまで生成できます。事前に画像のサイズや画角などを調整できるパラメーターも用意されているため、高品質な生成物を作り出せる点が大きな特徴です。
生成された画像はクオリティが高いだけでなく、編集機能も充実しています。生成後に構図を調整したり、バリエーションを作成したりできるため、理想のイメージに近づけながらビジュアルを作り込むことも可能です。
一方で、Midjourneyには無料プランが用意されていない点には注意が必要です。利用するためには有料プランへの登録が必要となるため、まずは無料で画像生成を試せるChatGPTを触ってみてから、より高品質な画像を求めてMidjourneyを導入するという方法もよいでしょう。
また、Midjourneyで生成した画像は基本的に商用利用が可能です。ただし、Midjourney上に公開された画像は他のユーザーも閲覧でき、利用が認められている点には注意が必要です。生成画像を独自資料などとして利用したい場合は、公開範囲の設定を行うことが重要です。
Midjourneyのパラメーターをより詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。

ChatGPTの特徴

ChatGPTは画像生成だけでなく文章作成・要約・翻訳・情報整理・推論など幅広い用途に利用できる生成AIです。単なる画像生成ツールではなく、さまざまな業務や作業をサポートできる汎用性の高さが大きな特徴といえます。
とくに文章生成の能力に優れており、構成が破綻しにくい自然な文章を作成できる点が強みです。記事の下書きや資料作成、アイデア整理など、文章を中心とした作業を効率化したい場合に役立ちます。
また、この文章生成能力を活用することで、画像生成のプロンプトを作成する用途にも利用できます。例えば、自分が思い描いているイメージをChatGPTに伝えれば、それを具体的な文章として整理してもらい、その内容をもとに画像生成を行うといった使い方も可能です。
さらに、有料プランを利用している場合は作成した画像の商用利用も可能です。文章生成や画像生成などをビジネス用途で活用したい場合にも利用しやすいツールといえるでしょう。
ChatGPTでできることをより詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。

【性能】MidjourneyとChatGPTを比較

ここからは次のトピック別に、MidjourneyとChatGPTの性能を比較解説します。
画像の生成力を比較
画像生成能力は、Midjourneyのほうがリアルな描写を得意としています。
今回は、画像生成能力を比較するため、次の命令文を使用して人物・動物・光の表現などがどの程度再現できるかを検証しました。
<命令文>
夕暮れの海辺で、赤いワンピースを着た女性が犬と散歩しているリアルな写真風画像。逆光で柔らかい光、波は穏やか。カメラは一眼レフ、50mmレンズ、F1.8。自然な肌質と影を表現。
<出力結果>


まず、ChatGPTで生成した画像は、夕暮れの海辺という雰囲気や逆光の柔らかい光が自然に表現されており、写真のような温かみのある仕上がりになっています。女性の赤いワンピースや波打ち際の反射などもきれいに描写されており、全体としてバランスの取れたリアルな画像です。
一方、Midjourneyで生成した画像は、よりシネマティックでアート性の高い表現になっている点が特徴です。夕暮れの光のグラデーションや水面の反射、ドレスの質感などが細かく描写されており、写真作品のような雰囲気が強く感じられます。また、背景の遠景や海の色味などもドラマチックに調整されており、より印象的なビジュアルに仕上がっています。
以上を踏まえると、シンプルにイメージ画像を作成したい場合はChatGPT、よりアート性やビジュアルの完成度を重視する場合はMidjourneyを利用するのがおすすめです。
Midjourney・ChatGPTそれぞれで画像生成する方法をより詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。


文字の生成力を比較
日本語の文字出力は、ChatGPTのほうが正確です。ここでは、日本語の文字をどの程度正確に出力できるかを比較するため、次の命令文で画像生成を行いました。
<命令文>
カフェの店頭ポスター。背景は木目調。中央に大きく『本日のおすすめ』と正確な日本語で表示。その下に『自家製チーズケーキ 450円』と明瞭なフォントで記載。読みやすいデザイン。
<出力結果>


ChatGPTで生成した画像では、日本語の文字が正確に表示されています。「本日のおすすめ」「自家製チーズケーキ 450円」といった内容が自然なフォントで読みやすく配置されているのが特徴です。また、ポスターの中央にはチーズケーキの写真が配置されており、指定した内容と画像の構成が一致しています。
一方、Midjourneyで生成した画像では、カフェ風のビジュアル自体は雰囲気よく表現されているものの、日本語の文字が崩れており、正確な文章として読めない状態になっています。また、本来表示されるはずのチーズケーキではなくラテの画像が生成されており、命令文の内容との整合性にもズレが見られました。
この結果から、日本語の文字出力や文脈理解の精度については、ChatGPTのほうが大きく優れていることがわかります。とくに日本語のポスターや資料用の画像など、正確な文字表示が必要な用途ではChatGPTのほうが実用性が高いといえるでしょう。
ChatGPTで文章を生成する方法を詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。

動画の生成力を比較
動画生成はMidjourneyのほうが、自然な表現が可能です。ここでは、動画生成の能力を比較するため、次の命令文を使用して映像の動きや質感の再現性を検証しました。
<命令文>
雨上がりの夜の東京の街。ネオンが光る路地を、自転車に乗った人物がゆっくり通り過ぎる動画。濡れた道路にネオンが反射し、水たまりが揺れる。カメラは横から追いかけるように移動するシネマティック映像。
【ChatGPT出力結果】
【Midjourney出力結果】
ChatGPTで生成した動画は、全体としてCGのような質感が強く、シネマティックな映像というよりもアニメーションに近い印象になりました。自転車の動きも不自然で、人物と背景の動きがうまく連動していない部分が見られます。また、映像全体がのっぺりとした表現になっており、奥行きや立体感があまり感じられない点も特徴です。
Midjourneyで生成した動画は、路面のアスファルトの質感や濡れた地面の反射表現が非常にリアルに描写されていました。水たまりがわずかに波打つ様子や光の反射も自然で、実写映像に近い雰囲気に仕上がっています。さらに、自転車の動きも比較的自然で、人物の移動とカメラの動きが滑らかに連動している点が印象的です。
この結果から、動画のリアリティや質感表現に関してはMidjourneyのほうが優れている傾向が見られました。とくに背景の質感や光の表現など、映像の臨場感を重視する場合にはMidjourneyのほうが高品質な動画を生成しやすいといえるでしょう。

ChatGPTで動画生成する方法を詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。
【料金】MidjourneyとChatGPTの費用比較
料金については、ChatGPTには無料プランが用意されているため、手軽に生成AIを試したい場合はChatGPTのほうが始めやすいです。一方、Midjourneyはすべて有料プランとなっており、本格的に画像生成を行いたいユーザー向けのサービスです。
それぞれの料金プランの違いは、次の表を参考にしてください。
| 無料 | ~1,500円前後 | ~3,000円前後 | 中〜上級者向け | 最上位 | |
|---|---|---|---|---|---|
| ChatGPT | 無料版(0円) ・文章生成や画像生成を試せる ・利用回数などに制限あり ・生成AIを体験したい人向け | ChatGPT Go(1,400円) ・無料版より利用制限が緩和 ・日常利用や軽い作業に向いている | ChatGPT Plus(3,000円) ・回答品質が安定 ・画像生成など多機能を利用可能 ・仕事や学習用途に適している | ― | ChatGPT Pro(3万円) ・利用制限が大幅に緩和 ・高度な調査や開発用途向け |
| Midjourney | ― | 基本プラン(約1,500円/月) ・約200枚程度の画像生成が可能 ・SD動画生成に対応 ・3つの高速画像生成ジョブ | 標準プラン(約4,500円/月) ・高速生成時間15時間 ・HD動画生成に対応 | プロプラン(約9,000円/月) ・高速生成時間30時間 ・ステルスモード生成 ・同時生成数が増加 | メガプラン(約1万8,000円/月) ・高速生成時間60時間 ・動画 / 画像生成を大規模に利用可能 |
※料金は2026年3月時点の金額を記載しています。
ChatGPTの「Go」プランは、月額1,400円から利用可能です。文章作成や画像生成、情報整理など幅広いタスクに対応しており、コストパフォーマンスを重視したいユーザーにとって非常に魅力的な選択肢といえます。
一方、Midjourneyは画像生成に特化したサービスであり、プランごとに生成できる画像数や生成スピードが変わる仕組みです。上位プランになるほど高速生成時間が増え、同時に生成できる画像数も増えるため、大量に画像を作成したいユーザーほどメリットを感じやすいでしょう。
また、プロプラン以上では「ステルスモード生成」を利用できる点も特徴です。ステルスモード生成とは生成した画像を公開ギャラリーに表示せず、非公開の状態で生成できる機能です。生成した画像や動画を他ユーザーに利用される心配がないため、クライアント案件や社内資料などを制作する場合に役立ちます。
Midjourney・ChatGPTそれぞれの無料版と有料プランの違いを詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。


【使い勝手】MidjourneyとChatGPTを比較

ここからは次のトピック別で、MidjourneyとChatGPTにおける使い勝手の違いを解説します。
スマホでの使いやすさ
スマートフォンでの使いやすさを重視する場合は、ChatGPTのほうが利用しやすいです。ChatGPTは公式スマホアプリが提供されており、アプリからそのまま文章生成や画像生成などの機能を利用できます。操作も直感的に行える仕様なので、初心者でも簡単に扱える点が魅力です。
一方、Midjourneyにはスマホ専用アプリが用意されておらず、基本的にはブラウザやDiscordなどを通じて利用します。スマートフォンのブラウザからMidjourneyを使うこともできますが、スマホ操作に最適化されているわけではないため、操作しにくいと感じる場合もあるでしょう。
スマホ版ChatGPTの特徴をより詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。

やり取りのしやすさ
他のユーザーとコミュニケーションを取りながら利用しやすいのは、Midjourneyです。Midjourneyにはツール内にチャット機能があり、同じチャンネルにいるユーザー同士で会話をしながら画像生成を行えます。ほかのユーザーのプロンプトや生成結果も確認できるため、アイデアを参考にしながら画像制作を進められる点が特徴です。
また、MidjourneyはコミュニケーションツールのDiscord上でも利用できます。そのため、Discordで会話や会議を行いながら、その場で画像生成を試し、デザインの方向性を確認するといった使い方も可能です。
一方で、ChatGPTでもグループチャット機能が提供されており、特定のユーザー同士で会話をしながら利用できます。ただし、コミュニティ全体で交流しながら利用するという点では、Midjourneyのほうが特徴的な仕組みを持っているといえるでしょう。
まとめ
MidjourneyとChatGPTは、どちらも人気の高い生成AIですが、得意分野や用途には大きな違いがあります。高品質な画像や動画を生成したい場合はMidjourneyが適しており、文章作成や情報整理など幅広い用途に活用したい場合はChatGPTが向いています。
また、ChatGPTは無料プランから利用できるため、生成AIをまず試してみたい人にも利用しやすい点が特徴です。一方、Midjourneyは有料サービスではあるものの、写実的でクオリティの高い画像を生成できる点が大きな魅力といえるでしょう。
このようにそれぞれの生成AIは、どちらが優れているというよりも、用途に応じて使い分けることが重要です。文章生成はChatGPT、画像生成はMidjourneyというように併用すれば、それぞれの強みを活かしながら効率よくコンテンツを作成できます。
生成AIをどのように活用したいのかを明確にしたうえで、自分に合ったツールを選んでみてください。
